老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

538;惚け老人が歩いているようだ・・・・

2017-11-13 15:42:06 | 生老病死
後ろ姿のbeagle・genki 4歳




惚け老人が歩いているようだ・・・・  

整形外科受診した
レントゲン撮影の結果
右肺、水は増えてはなかった
「ひと安心」
次回診察は3週間後

午後3時過ぎ
秋晴れなので
気分転換にと
一歩 二歩 散歩に出かけてみた
周囲の風景は紅葉になり
ドングリも落ちていた

妻とbeaglegenki「genki!」
 と呼ぶと
後ろを振り返り、尾を振る

足を前にだすとき
肋骨が痛いのか
右脇腹が痛いのか
右側の腰が痛いのか
とにかく歩くと痛い
我慢できる痛さではあるが・・・
思い切り走ってみたい衝動にかられるも
トボトボ歩き

歩く後ろ姿を見て
妻は
「惚け老人が歩いているみたい」と
言葉を落とす

( ´艸`)


537;上手な介護サービスの活用処方 第41話 認定調査の仕方で要介護度が左右される

2017-11-13 14:46:28 | 上手な介護サービスの活用処方
 上手な介護サービスの活用処方 第41話 認定調査の仕方で要介護度が左右される

上記の見出しで書くと
保険者(市町村)からは「そんなことはない」と言われてしまうかもしれませんが、
人間のやることです
介護施設や介護事業所、ケアマネジャーだって、人それぞれであり
気がくひと 気がきかない人 気持ちが伝わる人 余計なことはやりたくない人
さまざまです

認定調査員も同様
よく話を聞いてくれる人 機械的な人がいる
認定調査員を選べないだけに、調査内容は「運まかせ」
事務的な調査員だったとき どうしたらよいか

認定調査員は市町村職員(介護保険)、地域包括センター職員、または委託を受けた居宅介護支援事業所のケアマネジャーがなります。
なかには、市町村が認定調査員マニュアルの研修をしただけで臨時の職員(介護知識なし)に調査を実施させるところもあります。

親身な人か、事務的(機械的)な人か
人によって認定調査の結果が多きく変わる
一番困ってしまうのは
要支援2と要介護1のどちらかに分かれたとき
もしかしたら要介護1だったかもしれないのに
要支援2になってしっまった。
要支援2と要介護1では
使えるサービスが大きく変わってくる。
そういう意味で
認定調査員の調査の仕方は重要である

もし事務的な人が来て
本当に本人や家族の話を聞きとってくれたのか???
不安なとき・・・

特記事項の内容を確認する意味で
どのようにメモされたのか
お話しいただけますか、と
意見を求めることはできます。
調査員の話を聞いて
不十分なところや書き足りないところがあったら
率直に話をする
もしかしたら自分の方でも言葉足らずあるかもしれない

もしそれがだめならば、認定結果を持つ
認定決定通知に納得いかないときは
認定調査に関する情報開示を申請するとよいでしょう
本人の状態がよくなっていないのに、
要介護度が少ない数字になったときは
ケアマネジャーに相談し
区分変更の申請をするとよいでしょう。


上記の内容でわかりにくい点や説明不足のときは
お気軽にコメントへ投稿下さいませ 


536;上手な介護サービスの活用処方 第40話「認定調査の項目」 〔38〕 「しつこく同じ話をする」

2017-11-13 12:27:37 | 上手な介護サービスの活用処方
上手な介護サービスの活用処方 第40話「認定調査の項目」 〔38
             4-5 同じ話をする(有無)

「しつこく同じ話をする」行動の頻度を評価する項目である

1.ない
2.ときどきある
3.ある

・もともと、性格や生活習慣から、単に同じ話をすることではなく、場所や目的からみて不適当な行動があるかどうかで選択する。


・認定調査項目「3-4 短期記憶」(blog #499)とも関連性がある。
・例えば、「今日、デイサービスに行く日か」と聞かれ、「明日だよ」と答えても、その後も数回にわたり同じことを聞いたりする場合は、「ある」の選択になる。
 認知症症状があり、いま話したことやいまあった出来事ごとを忘れ、何回も聞き直すことがある。
 そのような場合は、「短期記憶障害」の箇所でも「できない」の選択にチェックされる。
 忘れるため、その日に同じことを何度でも聞き直す。
 その場合、「また同じ話をして」「さっき話したでしょう」「同じことを何回聞くの」などと、つい言葉で返ししてしまいます。
 口から言葉が出たときは仕方がないですが、先ほど同じ話を聞いたとしても、はじめて聞くような素振りで聞かれるとよいでしょう。
 なかなか同居している家族にとっては大変なことです。怒ったところで、本人はどうして怒られたのかわからないのです。
 人間関係が悪くなるだけ・・・。お互いにストレスが溜まります・・・・。
 今、話したことを忘れる。その忘れたこと自体も忘れているのです。
 
・4-5の調査項目は、本人よりも家族介護者に聞かれることが多いので、普段「しつこく同じ話をされる」言葉を 事前にメモしておくとよいでしょう。


535;気がつかされるとき

2017-11-13 10:25:38 | 生老病死
 気がつかされるとき

肋骨骨折してから2回目の整形外科受診
朝6時30分過ぎに
妻に順番取りをしてもらい「1番。」

呼ばれるまで廊下に置かれた
椅子に坐り診察を待つ
病院職員が足早に患者の前を横切って行く
嗚呼~
病気やケガをすると
不自由になり思うように体が言うことを聞かない
嗚呼~
健康が一番
健康でいることが幸せ
老いてくると余計に感じてしまう

肋骨骨折により
気づかされた

配膳者を押していく年配の男性がいた
老いても働く
年金額が生活の足しにならず働いているのかどうか
わからないけれど
私もそのひとり。
年金額や年齢に関係なく働けること自体が幸せ
こうして人様の役に立ち働けること
そのことに感謝する