老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

1440;介護給付制限

2020-03-07 19:49:29 | 老いの光影 第6章 「老い」と「生い」
介護給付制限

役場介護保険係から電話がかかってきた。
「芳治老人は、3月1日から1年間介護保険の給付制限になる」
いままで1割自己負担で介護サービスが利用できたが
これからは、3割自己負担(7割給付制限)となる。

いま芳治老人は、介護用ベッド、歩行器などの福祉用具を
月1,950円の負担が5,850円になる。

芳治老人は、過去に一定期間保険料を滞納していたので
役場は給付制限を行うことになった。

3月の介護保険サービスの利用票を作り直し
芳治老人宅に訪問し”介護給付制限”の説明をしなければならない。

これってケアマネジャーが説明するようにお願いされたけれども
介護保険係担当者も説明すべきものでは、と 不図思った・・・・。

芳治老人家族は、1年半前までは生活保護を受給していたが
同居している長女は「生活保護を受けていると車が運転できないので、生活保護を辞退」した。
生活保護を辞退したあと、長女はパート勤めにでたものの
うつ病やヘルニアが悪化しパートは休みがちの状態。

生活保護の場合、
健康保険料、介護保険料、医療費、通院に要する交通費は
生活保護費から負担され、自己負担はない。

生活保護を辞退した場合
上記の健康保険料、介護保険料、医療費、通院に要する交通費は
すべて自己負担となる。
それに見合う収入がなければ、どこかを削らなければならなくなる。

バスも朝夕の1便しか走らない僻村にあり
長女は子どもの高校の送り迎えに車は必要だから
生活保護よりも「車」の所有を選んだ。
生活保護を受給している場合、オートバイは所有できるが
軽自動車を含め車は所有できない


今後どう暮らしを立て直したらよいか
長女と面談をしたいのだが
体調が悪いということで、まだ話ができていない。

家庭経済状況が困窮しサービスが必要なケースほど
健康保険や介護保険の給付制限を受けてしまう。





1439;酒に酔いしれてます・・・

2020-03-07 11:06:14 | 阿呆者
酒に酔いしれてます・・・

吾輩は直立歩行のにんげんである。
吾輩は酒は好き、でも血管への吸収がよいせいか
すぐ酔ってしまう。

ところで、吾輩は毎日忘れることなく11種類の錠剤を真面目に服用している。
その錠剤のなかに「ワーファリン錠1.5mg」が含まれている。
ワーファリン錠は、納豆を食べることは「禁」なのだが、「酒」も余りよくない。

缶ビール1缶(350cc)だけで、心臓がドキドキ💓しだす。
心疾患もあり、ビール、酒を止めることにした。

wifeは吾輩を気にすることなく
家では缶ビール、外食のときは生ビールを美味しそうに飲む。
いつも帰りは吾輩が運転役となりキャンバスのハンドルを握る。

吾輩は、家に着くと冷蔵庫を開け「甘酒」を取り出す。
180cc~200ccの甘酒をコップに注ぎ、味わいながら飲み干す。
吾輩は、いま、甘酒に「はまり」、独り酔いしれてます。
森永の甘酒が吾輩には飲みやすい
wifeは、もう蒲団のなか・・・・。



『二人でお酒を』掲載しましたが
wifeと「別れ話」が出ているわけではありません。

1438; コロナウイルス

2020-03-07 01:41:21 | 阿呆者
コロナウイルス

コロナウイルスは拡大の一途をたどる
不安だけがつのり増すばかり。

高齢者が感染すると死亡が高いだけに心配である。
デイサービスでは37.5℃以上の熱があると、利用中止になる。
一人暮らし老人の場合は、利用中止にしそのまま自宅に帰らすわけにもいかない。

まだ、周囲の介護施設や介護事業所で、感染者が出ていないので
ホッとしているが、気は抜けない。

神経過敏になるのはわからないわけでもないが、
大切なのは、相手を思いやること。
自分さえ良ければ、後はどうでもいい・・・・・・

病院からアルコール液や
飲食店、コンビニからトイレットペーパー🧻を
持ち出す行為は、
必要とする人が困るのはわかるはずなのに
自分のことだけしか考えない。

心がすさんでしまうことも
コロナウイルスと同じく”怖い”

コロナウイルスに限らず
手洗いは感染防止の第一歩であることを
教えてくれている。