老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

痛み止め注射をしたのに「痛み」が増えた

2020-10-04 21:11:09 | 阿呆者


1704 痛み止め注射をしたのに「痛み」が増えた
先週金曜日の事である

頸椎椎間板ヘルニアを患っているのに
長時間パソコンに向かい首と肩に負担がきたのか
それとも先々週の土曜日にジム(運動)をした跳ね返りによる左肩の筋肉痛なのか
定かではない

更に不幸というか予期せぬアクシデントに遭遇した
それは在宅訪問のときのこと
キャンバスから降り、砂利と草の上を歩いたとき
右足が草にひっかかり、ばたりと前に転倒し
右膝を強打し皮下出血をしてしまった。

水がやや溜まっていた右膝の膨らみはペシャンコになった。

脇にいたwifeから「足元みて歩かないからだよ。大丈夫?」と言われてしまった。

首肩、そして右膝の痛み

整形外科医から
「痛み止めの注射しましょうか」
「腎臓に負担はかかりませんか」
「大丈夫ですよ」
「では、お願いします」、と答えた

看護師に「過去に透析で穿刺した左腕の方が刺しやすいですよ」と、左腕の真ん中に針を刺したが上手くいかず
別の看護師に代わり、左腕の手首に近い血管にトンボ針を刺した。
上手く刺すことはでき、そこまでは良かった。
細い血管のところへ、注射液を勢いよく挿入したものだから
診察室を出て数分後に、腫れ上がり注射液が漏れだし痛みが増してきた。

痛み止めのためにした痛み止め注射で
新たに痛みの箇所が増え
踏んだり蹴ったりの金曜日だった。

wifeからは「痛み止め注射をするからよ、しない、となぜ医師に言えなかったの」、と
チクリ言われてしまった。

文庫本の3分の1のほどの広さで皮下出血が広がり
左腕を下げるといまも痛い

帰る家がある

2020-10-04 05:52:30 | 老い楽の詩

帰宅途中 夕焼け空


1703 帰る家がある


陸奥の秋は
彼岸が過ぎ 夕暮れ時になると
「七つの子」のメロディーが流れ
烏は子が待つ巣に帰る

待つ人がいなく帰る家は
寂しく空気がこもるけれど
仏壇に向かい「ただいま」と言葉をかける

帰る家があるのは
小さな幸せ

帰る家があるから
往復切符をポケットに入れ
旅に出れる

死の旅は
片道切符であり
家には帰れないが
土に帰り眠れる