老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

生きたように老い 老いたように死ぬ

2020-10-30 11:12:40 | 老いびとの聲

甲子温泉に向かう国道289号 車窓から紅葉を眺む

1722 生きたように老い 老いたように死ぬ

今日は金曜日なのだが仕事は少しだけで あとは休息とした
来週の月曜日 循環器内科受診する予定でいるが
いま 心臓がこわい(疲れている)

なだらかな坂でも息が切れ 休みながら歩いている
老いる前に体を動かすなど運動をしなかった「つけ」がいま回ってきた
筋肉がない 体力がない
体が年齢以上に老けているのだ

70歳を超えると疾病が増えるといわれている
70歳を超える前の自分の体は、疾病だらけで片手の指でも足りない位

来週の月曜日 弱まった心臓 
階段を昇れるような心臓になるか 主治医に聴こうと思っている

自分の弱音や愚痴のことよりも
こうして思うように体や足が動けなくなった辛さ
あらためて知る病んだ老人の気持ちが痛いように「わかる」
意欲も失せ、寝ていることがいちばん体が楽

人間、生きてきたように老い
老いたように死ぬ


自分はどう死ぬのかは
現在進行形にある老いをどう生き抜くのか
いまふがいない老いのさなかにあるけれど
体の快復を望むしかない

それでもやらねばならない仕事があるので
PCに向かったり在宅訪問をしたりしている


「仙厓和尚伝」は途中で終わっているが
回復したら続けたい、と思っています。
休筆の状態ですいません