爺のお散歩

天気の良い日は自然観察

ニンギョウタケ

2010年08月02日 | アウトドア
8/2(月) 東山(美鈴湖方面)へ
 柳の下の泥鰌は?....やはりいなかった。7/28に三才山トンネルの上の尾根(いわゆる六人坊)まで登って空振り、昨日(8/1)は旧四賀村で空振り、でも季節はゆっくりと秋へと向かっている。今日は初物ゲットの所まで行き、栂林内でニンギョウタケの出始めや道脇のチチタケ5本ほどの姿を見て、そう思った。

 ニンギョウタケ:茎は複数でも傘が繫がりあい、20cmを越える大きさにもなる。
(食菌ではあるが少し気になる苦味があり、茹でこぼして一昼夜以上水に晒し、「ニンニク+味噌(+酒粕)か醤油」で一週間ほど漬けて置けばまあまあ食べられる。生の臭いと茹でた後の歯応えはすこぶる良いキノコ。傘の裏側のヒダはイグチと同様な穴状なのだが殆ど平滑に見えるほど浅い。美味な苦味のクロカワの管孔に酷似。)

アブのしつこさには閉口するが、路肩が刈り込まれた林道脇には二輪ではあったがフシグロセンノウが咲いていたし、ツリガネニンジン、ヤマアジサイ、ツリフネソウも黄色のみ(キツリフネ)見られた。もっと色々な花が見られるのでチョット刈り込み過ぎではと感じた。
 今日は夕刻かなり激しい雨があったので、週末に掛けてハナイグチやサマツ(夏マツタケ)の発生があるかも知れない。尤も豪雨は市街地でのことであり、山ではどうだったか?ではある。

 
ニンギョウタケ(傘の裏はこんなです)        ナワシロイチゴと思われる(紫色の実は度が行き過ぎていた味)

 
ツリガネニンジンの鐘状の花            チチタケ:林道脇の土から5本程生えていた  
                             (ヒダに触れると乳が出る:食感はボソボソ/栃木県人の好物)

  
フシグロセンノウの朱色の花             キツリフネ(赤いツリフネソウは刈られて姿なし)
                              ・花が主幹から離れて咲くのが特徴


アサギマダラが徒労を慰めてくれた(羽を広げた所は撮れず)
・停まったのは食草のカモメヅルかキジョランらしい(図鑑で調べたが多分前者だと思う)




コメント
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