俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

秋の暮

2012年10月25日 | 俳句

岩の影 しずかに眠る 秋の鯉
(いわのかげ しずかにねむる あきのこい)
15108 【季語】 秋の鯉 【季節】 三秋
尼崎倶楽部あま句会十月例会応募(添削)句


立山は 初冠雪に 万年雪
(たてやまは はつかんせつに まんねんゆき)
15109 【季語】 初雪 【季節】 初冬
尼崎倶楽部あま句会十月例会応募(添削)句


秋暁や 散歩の友は 気の力
(しゅうぎょうや さんぽのともは きのちから)
15110 【季語】 秋暁 【季節】 三秋
尼崎倶楽部あま句会十月例会応募句


立山に 掛かりし雲は 冬気配
(たてやまに かかりしくもは ふゆけはい)
15111 【季語】 冬気配 【季節】 三冬


庄下川 護美の上には 秋の亀
(しょうげがわ ごみのうえには あきのかめ)
15112 【季語】 秋の亀 【季節】 三秋


泳ぐにも 太り過ぎたる 秋の鯉
(およぐにも ふとりすぎたる あきのこい)
15113 【季語】 秋の鯉 【季節】 三秋


秋深き 義弟の葬儀 無事終えて
(あきふかき ぎていのそうぎ ぶじおえて)
15114 【季語】 秋深し 【季節】 晩秋


人生は 生きてなんぼと 秋寂し
(じんせいは いきてなんぼと あきさびし)
15115 【季語】 秋寂し 【季節】 三秋


過ぎし日を 思い出だして 秋寂し
(すぎしひを おもいでだして あきさびし)
15116 【季語】 秋寂し 【季節】 三秋


生きるのが 世知辛い世に 秋の風
(いきるのが せちがらいよに あきのかぜ)
15117 【季語】 秋の風 【季節】 三秋


かの道へ ひとり行く身の 秋の暮
(かのみちへ ひとりいくみの あきのくれ)
15118 【季語】 秋の暮 【季節】 三秋


何事も 一事一貫 身に沁みて
(なにごとも いちじいっかん みにしみて)
15119 【季語】 身に沁む 【季節】 三秋



コメント
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