10月10,11日 と
「世界遺産・白川郷と
紅黄の絨毯・ゆっくり立山室堂ハイキング」に参加した。
その際の創句を掲載する。
また、写真も準備出来次第、掲載したい。
【巻頭】
秋求め 一泊二日の 旅に出る
(あきもとめ いっぱくふつかの たびにでる)
14907 【季語】 秋 【季節】 三秋
秋の旅 待合に嫁 先導す
(あきのたび まちあいによめ せんどうす)
14908 【季語】 秋の旅 【季節】 三秋
待合は ジジババばっかの 秋愁い
(まちあいは じじばばばっかの あきうれい)
14909 【季語】 秋愁 【季節】 三秋
喧し ジジババパワー 秋旱
(かまびすし じじばばぱわー あきひでり)
14910 【季語】 秋旱 【季節】 三秋
空に咲く 白曼珠沙華 かすれ消ゆ
(そらにさく しろまんじゅしゃげ かすれきゆ)
14911 【季語】 曼珠沙華 【季節】 仲秋
乱立の ビル街に差す 秋日映ゆ
(らんりつの びるがいにさす あきびはゆ)
14912 【季語】 秋日 【季節】 三秋
秋の日の 眩しさ強く 安堵する
(あきのひの まぶしさつよく あんどする)
14913 【季語】 秋の日 【季節】 三秋
行く手には すじ雲淡く 秋感ず
(ゆくてには すじぐもあわく あきかんず)
14914 【季語】 秋 【季節】 三秋
眠たさに 眩しさ加え 秋の旅
(ねむたさに まぶしさくわえ あきのたび)
14915 【季語】 秋の旅 【季節】 三秋
秋の旅 予定に多い バス移動
(あきのたび よていにおおい ばすいどう)
14916 【季語】 秋の旅 【季節】 三秋
目覚めれば 天を覆う雲 秋見えず
(めざめれば てんをおおうくも あきみえず)
14917 【季語】 秋 【季節】 三秋
秋 空き 飽き
ひ弱なり 防風林の 松手入れ
(ひよわなり ぼうふうりんの まつていれ)
14918 【季語】 松手入れ 【季節】 晩秋
雨雲の 重く垂れ込め 秋思とや
(あまぐもの おもくたれこめ しゅうしとや)
14919 【季語】 秋思 【季節】 三秋
秋思=秋に感じるものさびしい思い。
雨雲の 山に掛かりて 霧となり
(あまぐもの やまにかかりて きりとなり)
14920 【季語】 霧 【季節】 三秋
行く手には 明るさもあり 秋の雲
(いくてには あかるさもあり あきのくも)
14921 【季語】 秋の雲 【季節】 三秋
霧掛かる 山々の色 水墨画
(きりかかる やまやまのいろ すいぼくが)
14922 【季語】 霧 【季節】 三秋
ワイパーの 動きなく今だ 秋曇り
(わいぱーの うごきなくいまだ あきくもり)
14923 【季語】 秋曇り 【季節】 三秋
また寝れば 晴も戻るや 秋の旅
(またねれば はれももどるや あきのたび)
14924 【季語】 秋の旅 【季節】 三秋
雲好きも 雨雲除くと 知りし秋
(くもずきも あまぐものぞくと しりしあき)
14925 【季語】 秋 【季節】 三秋
木曽川の 煌めきに見る 秋の凪
(きそがわの きらめきにみる あきのなぎ)
14926 【季語】 秋の凪 【季節】 三秋