「Fはファラドでしょ。じゃあほかのコードはどうやって見つけるの?」
「それはね、『Fのコード』はFの『音』を一番下に置いて「ド」とする。そこから『ドミソ』になる和音が『Fのコード』。だからファラドなの」
先生はピアノのファ(F)の音に指を置いて、「🎵ド、ミ、ソ」と言いながら3つの音を拾って「Fのコード」を弾きました。鍵盤で言えば「ファラド」ですが、音色は「ドミソ」と同じです。
「直接『ドミソ』を見つけるの難しかったら、『ドレミファソ』って旋律になるような音を探して、その中の『ド』『ミ』『ソ』の3つを拾えばいいよ」
「ふーん…じゃ たとえば『B』のコードは?」とごましおくん。
「やってごらんよ。Bの音を『ド』としてそこからドレミファソ… って、難しいかな?なんかアラビアの曲みたいになっちゃうね… そうだ!」
と先生は思いつきました。
「『チューリップ』を弾いてごらんよ!『さいた、さいた、』のとこ。それが『ドレミ』だよ。ほら、すぐできた!」
ごましおくん、簡単に「シド♯レ♯」を使って「ドレミ」の旋律を見つけました。「ドレミ」はわかりにくくても、「さいた」だと不思議にすぐ見つかる。
「ねっ、『さいた、さいた』でドレミでしょ、それから『チューリップの花が』の『チュ』がソだよ!これでドレミファソもドミソもわかるじゃん!『さ』、『た』、『チュ』でドミソ、だよ。これでどんなコードもすぐわかるよ!」
先生はこの発見に大喜び。
「試しにやってごらんよ。えーとね、F♯のコードってどう?」
ごましおくん、ファ♯の音に指を置いて「さいた」… そして「チューリップが」の「チュ」は…
「できた!」
♫ファ♯ ラ♯ ド♯
「ほーらね!全部黒なんだよ!」
「おおーっ!」
ごましおくん大感激。
やったやったー
コードの見つけ方、画期的な方法発見だ
みなさんもコードがわからないときは
🎵『さ』い『た』、『チュ』ーリップ
で探してください!
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