HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

チューリップでコードを探そう🎵

2024年09月06日 | コード奏法
ごましおくん(小4)の質問:

「Fはファラドでしょ。じゃあほかのコードはどうやって見つけるの?」

「それはね、『Fのコード』はFの『音』を一番下に置いて「ド」とする。そこから『ドミソ』になる和音が『Fのコード』。だからファラドなの」

先生はピアノのファ(F)の音に指を置いて、「🎵ド、ミ、ソ」と言いながら3つの音を拾って「Fのコード」を弾きました。鍵盤で言えば「ファラド」ですが、音色は「ドミソ」と同じです。

「直接『ドミソ』を見つけるの難しかったら、『ドレミファソ』って旋律になるような音を探して、その中の『ド』『ミ』『ソ』の3つを拾えばいいよ」

「ふーん…じゃ たとえば『B』のコードは?」とごましおくん。

「やってごらんよ。Bの音を『ド』としてそこからドレミファソ… って、難しいかな?なんかアラビアの曲みたいになっちゃうね… そうだ!」

と先生は思いつきました。

「『チューリップ』を弾いてごらんよ!『さいた、さいた、』のとこ。それが『ドレミ』だよ。ほら、すぐできた!」

ごましおくん、簡単に「シド♯レ♯」を使って「ドレミ」の旋律を見つけました。「ドレミ」はわかりにくくても、「さいた」だと不思議にすぐ見つかる。

「ねっ、『さいた、さいた』でドレミでしょ、それから『チューリップの花が』の『チュ』がソだよ!これでドレミファソもドミソもわかるじゃん!『さ』、『た』、『チュ』でドミソ、だよ。これでどんなコードもすぐわかるよ!」

先生はこの発見に大喜び。

「試しにやってごらんよ。えーとね、F♯のコードってどう?」

ごましおくん、ファ♯の音に指を置いて「さいた」… そして「チューリップが」の「チュ」は…

「できた!」 

♫ファ♯ ラ♯ ド♯

「ほーらね!全部黒なんだよ!」

「おおーっ!」

ごましおくん大感激。

やったやったー

コードの見つけ方、画期的な方法発見だ

みなさんもコードがわからないときは

🎵『さ』い『た』、『チュ』ーリップ

で探してください!

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ごましお色でブリンバンバンボーン🎵

2024年08月28日 | いろんな歌・いろんな曲

ごましおくん(小4):

今日、レッスンにやってきたごましおくんは「お見事!」というほど真っ黒に日焼けしていて、その色はまさに「ごましお」だ。

今日は夏休み最後のレッスン日。この黒さは、元気に過ごした夏休みの成果ってことだね。

ごましおくんは、出しておいたキーボードの鍵盤に指を置いて、前にやった伴奏パターンを思い出そうとしている様子。

「じゃ こっちからやろうか?ブリン・バンバンバン」

「うん」

ごましおくんには、去年に引き続きグループ合奏チームの「キーボード伴奏係」を任命してあります。

先生がピアノでメロディーを弾き、ごましおくんがキーボードのオートリズムに合わせて、Am、E、Am、E …とリズミカルにコードを弾いていきます。

リズムを外さないように、からだ中で拍子を取りながら一生懸命。

「ねえ、伴奏やりながら、右手でメロディーも弾けない?こっち側で」と先生。

「無理無理!無理だよ〜」と言いながらも、恐る恐る右手をキーボードの高音域に伸ばしてメロディーを弾いてみてるごましおくん。

ちょっとアタフタしてるので

「テンポおとしてみるね。このテンポでどう?」とオートリズムのテンポを下げて、再度アタック。

🎵 鏡よ鏡、答えちゃって、Who's the best?  I'm the best, オー、イェー!

「できるできる!弾けるじゃん!」と先生盛り上がる。

「うわ〜」と必死のごましおくん。

「テンポ上げちゃうよ!」とオートリズムのテンポを上げる先生。

🎵ブリン、バン、バン、ブリン、バン、バン、ブリン、バン、バン、ボーン!

「すごいすごい、弾けるよ!すごいねー」

先生大絶賛、ごましおくん、自分でも(けっこう弾けたじゃん)と まんざらでもない様子です。

すごいなー

速いテンポのリズムに合わせて、メロディーと伴奏を一緒に弾くのは、どっちかというと苦手だったごましおくんだけど、両手のタイミングをしっかり合わせて、しかもオートリズムのテンポに乗って弾けるまでになっていたのは驚きです。

ひと夏超えて、成長していたんだなーと実感しました。

真っ黒顔はダテじゃなかった!

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お人形の夢と目覚め・重音のレガート🎵

2024年08月26日 | 音符・楽譜・テクニック

はなちゃん(小4):

今年の発表会で弾くことに決めたのは「お人形の夢と目覚め」です。

3つの小さな曲がつながってストーリーを形成している曲で、はなちゃんは、今 2曲目の「お人形の夢」に進んでいるんですが、先生から「最初の曲も忘れないように弾いておこう」と言われて、この間やった「子守歌」も弾いてみました。

右手のメロディーは、初めから終わりまで ずーっと3度の重音で弾くことになっていて、この「重音レガート」が命なんですが、YouTube動画などを見ると、けっこう適当な演奏も多い。

 たとえば、タイトル画像の楽譜🎵ソーファ ミーファ ソ〜〜ミ〜〜の 最後、「ソ〜〜ミ〜〜 」の部分。

赤のラインのように、メロディー「ソーミー」をレガートにしたいけど、最初の和音でアルトに「ミ」の音があるので、「ソミ」→「ミド」が途切れてしまいます。

さあ、どうするか?


{解答]この場合 ソプラノをレガートにすることを優先します。メロディーだから。

[手順]

1.「ソミ」の和音を弾く

2. アルトの「ミ」の音を、次の小節でもう一度弾く直前に一瞬放し、「ソ」の音だけを残しておく


3.「ミ」の音が残っていないので、ソプラノがレガートで「ミ」に移ることができる。それと同時にアルトの「ド」を弾く

これで、メロディーがきれいにレガートになった重音レガートが完成です。

↑のワザをはなちゃんに教えました。

「わかった?」

うん、とうなずいたはなちゃんは、もう一度最初から「子守歌」を弾きました。さっき習った弾き方をちゃんと使って。

そして驚いたことには、先へ弾き進めていって 新しい音列が出てきても、冒頭のような「重複した音のレガート」があったら、その都度ちゃんと「きれいなレガート」のやり方で弾いているのです。

「すごいすごい!全部きれいにできてるね!」先生から絶賛されて、はなちゃんは はにかんだようににっこりしました。

重音のレガート、これを使って弾いてるのとそうじゃないのとは、演奏のクオリティが大きく違っています。

はなちゃん、新しいワザを身につけたね!

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下北沢盆踊り第2日・サンバ&シモキタ音頭🎵

2024年08月26日 | 下北沢いろいろ

8月 25(日)、「下北沢盆踊り」2日目は、日の落ち始めた18時過ぎに行ってみました。 

やっぱ盆踊りは、ズラリと連なった提灯(ちょうちん)にライトアップされた中でがメインでしょ。でもその時間って、きっと混むよね。去年は混み混みで入場制限されてたしな〜

などと思いながら、ま、ともかく、散歩がてら行ってみました。

駅前の広場に着いて ピーコック側のフェンス越しに見下ろすと、櫓(やぐら)の下に集まって踊っている人の数は、昨日 開始直後に来た時の数倍はいた。まさに踊りもたけなわという盛り上がりです。

大人も子どもたちも若者も若くない人も、地元住民も電車に乗って他所の街から来た人も、

日本の人も外国の人も、踊りの上手な人も下手な人も、ベテランも見よう見まねの人も、

みんな一緒に渾然一体となって楽しそうに踊っています。

まさに下北沢ご当地ソング「シモキタ音頭」の歌詞のとおり

🎵初めてここに来た人も、この街に暮らす人たちも、同じようにこの街が好きならば遠慮しないで踊りゃんせ〜

なのです。

踊りの輪は幾重にも重なり、踊っている人の足元が見えないほどの密集度です。

上半身しか見えないみんなが一斉に手を振り上げ、ひらひらと下ろし、威勢のいい太鼓のリズムと音楽に合わせて大きく揺れ動く様(さま)は、もはやライブ会場だ。

人の波をかき分けて何とか踊りの輪にもぐり込み、それからは踊りました〜\(^o^)/🎵

あんまり動けないんだよね、大渋滞って感じだから、輪の流れはとどこおりがち(汗)

でもいいのさっ

ひとしきり踊った後は、待ってました!

噂に聞いた「サンバタイム」に。

櫓(やぐら)に上がった、本場ブラジルでのサンバフェスでも絶賛評価されてるサンバチームの皆さんのリードで、「マツケンサンバ」「お嫁サンバ」それに何と「シモキタ音頭」も踊ったよ!

最後は本格サンバダンスで、サンバタイムは終わりました。

楽しかったー\(^o^)/🎵

来年も踊るぞー

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下北沢盆踊り第1日

2024年08月24日 | 下北沢いろいろ

8月24日(土)・25(日)と二日間おこなわれる「下北沢盆踊り」、今日はその第1日です。

16時に始まるというので、毎日線路街空き地でラジオ体操やってる仲間と出かけて行きました。

場所は下北沢駅東口前の広場、お目当ては「シモキタ音頭」!

ひょんなキッカケからですが、もうかれこれ1ヶ月くらいは  毎朝のラジオ体操のシメに踊ってきたので、それを是非踊らなきゃね。

うちらシモキタンとしては、ご当地ソング「シモキタ音頭」を踊れなきゃ。

16時ぴったりに盆踊りが開始され、昔からある盆踊り「炭坑節」や「東京音頭」、それよりちょっと新しい「ドラえもん音頭」、そして近年次々作られたのであろう近隣地区の「◯◯音頭」「△△音頭」などに混じって、3曲に1回は登場する「シモキタ音頭」!

今日は、その「シモキタ音頭」の作者であり演者である「馬浪マラカス団」の人たちがゲストで、生演奏が披露されました! 

台風が近づいてるようで、天気予報では「 午後から大雨に注意!」と言っていたのでビクビクしてたけど、ちゃんと賑やかに踊りが盛り上がってよかったよかった。

…と言ってたら、家でこのblogを書いてる今、すごい勢いで豪雨の音が聞こえてきた。

明日もまた盆踊りあります。

明日も 踊りの時間に雨降りませんように…

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勉強熱心、渚のアデリーヌ🎵

2024年08月24日 | 音符・楽譜・テクニック

小学生の新メンバー ひよこちゃんの次にやって来たのは、大人の新メンバー りらつくまさん(メンズ)です。

美しいピアノ曲が好きということなので、入門最初の曲はピアノの魅力満載の「渚のアデリーヌ」です。

「うわー、緊張するな〜〜〜」と震えながら、それでもたくさん練習してあって、ヤマ場となるBメロの部分まで予習を進めてきています。

すばらしい。

丁寧に、心を込めて弾いているのがよくわかります。

りらつくまさんは、それに加えて

とても勉強熱心で、楽譜に印刷されている記号や用語などを一つ一つ、質問します。

「これは何の印ですか?」と曲の最後を指さします。

「これはD.C.(ダ・カーポ)で、最初に戻ってもう一度弾く印です」

「え、最初に戻るんですね。なるほどー…じゃ、これは何ですか?→poco rit.」

「rit. はリタルダントの略で、だんだんゆっくり、ということ。ほら、省略の意味の . がついてる 」

「あ、ほんとだ。ポコって何ですか?」

「poco は少しずつ、って意味なので、この部分はだんだん、次第にゆっくりしていく、ってことになりますね。… あ、あと、ここにあるdolce 。ドルチェ、なんですけど」

「スイーツ!ですね?」

「そう、スイーツ!だから、甘く優しく、ふんわりと弾きましょう」

「なるほどねー それと、最後の和音の横についてる、うにょにょ〜となってる記号は…」

「これはアルペジオで、この4つの音を一度に弾かず、少しずつタイミングをずらして弾くんです」

「なるほどーアルペジオっていうんですね。そうかそうか…」

まるで10歳の子どもみたいに好奇心旺盛で、納得いくまで質問が止まらないりらつくまさん、こんだけ疑問が湧いてくるってことは、吸収しようという意欲いっぱい、ってことなので、上達も早いと思います!

来週は曲の最後まで弾けますね!

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「星に願いを」自分でアレンジしてみよう🎵

2024年08月24日 | ジャズ曲・洋楽・ポピュラー曲

ひよこちゃん(小4):

お引越ししてきて ヒバリ教室に転入しました。

前に住んでいた所で 小さいときからピアノを習っていたとのこと。

チェルニー練習曲や音楽教室のテキストなどを使ってテクニック面はきちんと進めていたので、それは引き続き使っていくこととし、並行してもう1本、身につけたテクニックや知識を生かして自分でアレンジや表現を工夫していくレッスンもやっていこうということにしました。

先生が用意しておいた「片手で弾ける!Disney(ディズニー)メロディーズ・ベスト - HIBARIピアノ教室レッスン日記♪の中から、この前は「口笛吹いて働こう」という軽快な曲に伴奏をつけて仕上げ、今回は「これがいい!この曲が好き」と選んだ「星に願いを」のアレンジをやっています。

まずは一通り、コードネームを見ながら伴奏をつけたら、次にはメロディーを重音にしたり、伴奏に豪華なアルペジオを加えたりと、先生のアドバイスによって少しずつ曲がステキになっていき、その度にひよこちゃんは「わあ、本当に豪華になった!やってみる🎵」と目を輝かせて、すぐにアレンジが加わった部分を弾いてみています。

来週くらいには、これまでに加えたアレンジをなめらかに弾けるようにして仕上げられそうです

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カントリーロードはソラシ〜🎵

2024年08月23日 | いろんな歌・いろんな曲

夏休みで旅行に行っていたカメですくん(小4)が久しぶりにレッスンに来ました。

ヒバリ教室に入門してすぐお休みになったので、今日が 今月最初のレッスンです。

「あの魚、コイ?」

部屋に入っての第一声は、奥の部屋にチラッと見えている水槽に向けての質問でした

「あれ金魚なの。もう15年も生きて、10倍ぐらいになっちゃったんだよ」

「へ〜」

先月レッスン初日の時の第一声は「入り口の木にイモムシいたよ」だったカメですくん、さすが博物博士(?)

カメですくんは4年生でのピアノ入門なので、すでに学校で鍵盤ハーモニカやドレミの音符は履修済みだと思っていたのですが、違ったらしい。

カメですくんの行っている学校では鍵盤ハーモニカは習っていなくて、3年生からリコーダーを習ってるとのこと。

「カントリーロード習ってるよ」とカメですくん。

「そうなんだ。🎵ソラシ〜、シラソラ〜、って吹くのかな?」

「うん、そう」

「じゃピアノでも それ弾いてみようか」

「うん」

小学生のリコーダー入門では、まず左手の「ソ」の音からスタートするのが一般的です。

そこで、いつもは「まんなかのド」から始める入門レッスンですが、カメですくんの場合は「ソ」の音から始め、キーもト長調でスタートすることにしました。

カントリーロードのサビの部分メロディーを弾くのと、「ソ」「ラ」「シ」の音符カードを使って楽譜を覚えていきます。

サビの部分が弾けるようになったので、そのほかの部分は先生が弾き、お互いに自分が弾いてないところはタンバリンを叩いて、本日のカントリーロードが楽しく完成しました

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「テイクファイブ」リズムキープできた🎵

2024年08月22日 | ジャズ曲・洋楽・ポピュラー曲

げじこさん(レディース):

バッハが好きなげじこさんですが、「ジャズもやってみたいのよ〜」とのことで、「スタンダード・ジャズピアノ」の本を購入し、知っている曲や好きな曲を少しずつやってみています。

今は「テイクファイブ」を練習していて、この曲を 9月にやる「大人の音楽パーティー」でご披露したい、という目標に向かってがんばっています。

ただ、1つ問題があって、げじこさんの弱点は「リズムキープ」ということ、そして、この「テイクファイブ」は、ジャズの中でも特別級に「リズムがとりにくい曲」ということ。

この2つの問題が、テイクファイブの練習を始めた頃からずっと、大きな壁として目の前に立ちはだかっていたのでした。

まずジャズ独特のノリがわかりづらい。

テンポが速い。

途中で止まったり迷ったりはご法度。

げじこさんに限らずですが、クラシックだけ、それもソロだけしか経験していなくて、「テンポキープ」がけっこうな弱点となっている人は多いです。

不得意な部分や難しい箇所はノロくなってしまったり、逆に得意な部分は必要以上に速くなってしまったり、それから1.2.3.4…と数えるビートが不揃いだったり、休符や長く伸ばす音符をきちんと伸ばさなかったり、また、部分部分は弾けているのに、次のメロディーに入るきっかけのところで余分に待ってしまったり…

本当はどんな音楽でもテンポキープは大事だけど、百歩譲ってクラシックだと「タメ」と言って強引に通せる「無用な間合い」も、ジャズでは通りません。

そんなこんなで、げじこさんも随分前からテイクファイブに取り組んでいながら、レッスンのたびに「待っちゃダメ!」「勝手に伸ばさない!」「拍が1個増えてるよ!あっ、次は2拍足りない」などと、厳しいダメ出しをされていたのでした。

それが今日は、すごい集中力で、危ない所も弾き直しをしないようにがんばっています。

これなら大丈夫かも?!

ヒバリは小さい音でドラムを合わせ始めました。

何とかいけてます!がんばれ!

とうとう最後まで弾き終わって「あ〜、ひきずられる〜」と言いながら、最後までテンポキープして弾けました!大変な精神力です。

これなら、9月の本番でも、ドラマーを翻弄せず ちゃんと合わせることができるよ。(きっと)

げじこさん、お疲れ様です。

がんばりました!

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二人でカノンとボラーレ🎵

2024年08月21日 | レッスン日記(大人)

今日は げじこさん(レディース)のレッスンの日なんですが、15分ほどレッスンしてからクル子さん(    )にも来てもらう約束をしていました。

実は来月、大人の生徒と仲間だけで小さな音楽パーティーをやろうという計画をしていて、二人は 自分のソロ曲の他に、グループ「チロリン村」としてアンサンブルに参加することになっています。

今日はそのとき演奏する曲を 二人で練習しようということで、クル子さんに少し早く来てもらったのです。

チロリン村はレディース4人のユニットなんですが、全員で時間を合わせての練習はなかなかできないので、二人とか三人とか、都合を合わせられる人同士ちょこちょこ練習しながら「合奏」に慣れていこう、という作戦です。

今日はエレクトーンとキーボードを使い、クラシックの「パッヘルベルのカノン」、そしてラテン曲「ボラーレ」を練習しました。

春に練習を始めた頃には 自分のパートを弾くだけで精一杯、相手の音を聞く余裕などなく、合ってるのかズレてるのかも見当がつかない、という状態だったのが、今日は二人の旋律がちゃんと揃って、きれいな掛け合いができました。

「きれいじゃない?!最後までピッタリ合わせられたし、危ない時はうまくカバーしながら出来てたよ!」    とヒバリの褒め言葉。

げじこさんとクル子さんも「自分の音や相手の音が聞こえるようになってきたの!」と余裕が出てきました。

「近々、またみんなで合わせなきゃね」ということで本日は解散しました。

来月になったらもう本番が一気に近づきます。

がんばろう。

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「弾き語りクラス」に新メンバー🎵

2024年08月19日 | 弾き語り

ヒバリ教室に新しいメンバーが増えました。

ミーコさん(レディース)です。

「ピアノは小さい時に少しやっただけで…」と心配そうでしたが、お話を聞いたら「歌を歌って、その時に自分でピアノ伴奏しながらできたらいいなぁと」のことです。

「弾き語りですね!🎵 チャーリーさん(ヒバリ教室唯一の弾き語り生徒)がやってるみたいな」とヒバリ。

「そうですそうです!いつもチャーリーさんを『師匠』と仰いでるんです」とミーコさん。

チャーリーさん!弟子ができたよ。

これでヒバリ教室「弾き語りクラス」もメンバーが2倍となり(1名→2名)、ますます充実です。

「新弟子」のミーコさんに、まずはコードの初歩を説明し、楽譜ストックの中にあった「君を乗せて」をやってきてもらうことにしました。

「ジブリ」の楽譜も買ってもらうことにしました。楽しみだ〜🎵

あ、そうそう、 実はね、ミーコさん、べっきー君の奥さんなんですよ〜

これまでも発表会を見に来てくれたり、飛び入り参加で歌ったりもしてくれてたので、チャーリーさんの弾き語りのこともよく知ってたんですね。

月に1回ぐらいになるかと思いますが、二人で仲良くレッスンに来てくれる予定です。

楽しみですね!

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ヒバリ教室伝家の宝刀「手首の抜き」!

2024年08月19日 | クラシック曲

久しぶりに、特待生のべっきー君(メンズ)のレッスンです。

いつもと変わらず 一人でコツコツと努力を積んでいるべっきー君(本人は『練習できてません😞と言ってますが』)、本日の曲はメンデルスゾーンの「プレストアジタート」です。

左手が終始 怒涛のようにうねるアルペジオを奏で、その上に右手の和音がメロディーを歌っていく…  12月の発表会には これを弾きたいとのことで、べっきー君の好きそうなタイプのドラマチックな曲です。

左手のアルペジオが複雑ですが、それに気を取られてしまわないように。常に、「柔らかな手首の抜き」を忘れずにね。

だってね、べっきー君がうっかり「音取り」に気を取られて音色が固くなっていても、「抜き」のことを思い出して弾いてもらったら、たちまち打って変わって、滑らかで美しい音色に激変するんだから。

「柔らかな抜き」は、ヒバリ教室の「伝家の宝刀」なので、10年選手で特待生のべっきー君には、ぜひともそれを忘れずに 美しい音色を自分の得意技としてほしいです。

もう1曲、ピアノに入門したその時から「いつかは弾きたい」と目標にしている ショパンの「バラード1番」。

少しずつ少しずつ、夢の実現に向かって練習を始めました。

さすが大好きな曲、丁寧に心を込めて弾いてるので 超難曲にもかかわらず、とても美しい音色で弾けています。

こちらは発表会で弾くなどの期限もないので、焦らずゆっくり、今のペースで積み重ねていってほしいです。

バラード1番… ピアノの最高峰だと思うけど、コツコツ積み重ねていけば、必ずや弾きおおせる日は来ると思います!

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第56回下北沢一番街阿波踊り

2024年08月19日 | 下北沢いろいろ
8/17(土)・8/18(日)は 下北沢一番街で伝統の「阿波踊り」が開催されました。

今年は「第56回」です。

毎年 この阿波踊りを楽しみにしてシモキタまで来てくれる友人が「今、駅前で踊りが始まるの待ってるよ」とLINEをくれたのですが、時間はまだ17:30。

18:30に踊りが始まるまで、まだ1時間もあるし、場所は一番街なのに?と思ったら、彼女が動画を送ってくれました。

わー、もうやってる。

地元「やっとこ連」だ!\(^o^)/

本番前に、ここでお披露目してくれたんだね!

見れた友人ラッキー。早く来てよかったね

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題名のない音楽会・名前を覚えてもらえない作曲家

2024年08月18日 | TV・映画・ステージなど

遊びに来ていたドクターが、今朝放送された『題名のない音楽会』の内容を教えてくれました。

「『クシコスポスト』の作曲者の名前をね」

「ああ、ネッケ」

「知ってる人0人だった」

 へー、びっくり。

運動会とかでいっぱい聴かれてる曲だけど、作曲者の名前はみんな知らないんだね。

ドクターが帰った後、予約録画しておいた「題名のない音楽会」を見てみました。

本日のテーマ「学校で習ったのに、しかも超有名曲なのに、作曲者の名前が知られていない曲」の街角調査ランキングで、知られてない順に

5位 ハンガリー舞曲5番(ブラームス)

4位 ペールギュントより「山の魔王の宮殿にて」(グリーグ)

3位 カルメン前奏曲(ビゼー)

2位 トゥーランドットより「誰も寝てはならぬ」(プッチーニ)

…ときて、映えある1位がクシコスポスト(ネッケ)、ということでした。

曲の知名度と作曲者のそれとのギャップも面白かったけど、このラインナップを見て私が面白いと思ったのは、その曲の舞台となってる国の人が作ったんじゃない曲だらけ、ということです。

民族色満載の「ハンガリー舞曲集」を作ったのは 「ドイツ3大B」と評されるブラームス(もちろんドイツの人)だし、スペイン舞台で闘牛士とかが登場する「カルメン」を作ったのは スペインの人じゃなくてフランス人のビゼーだし、中国が舞台の「トゥーランドット」を作ったプッチーニはイタリアの人だしね。

プッチーニは、他にも 自国じゃない日本を舞台にした有名なオペラ「マダム・バタフライ(蝶々夫人)」を作ってるよね。

ちなみに、「クシコスポスト」の作曲者ネッケはドイツの人で、タイトルの「ポスト」はドイツ語の郵便のこと、そして「クシコス」は英語で言えば「ライダー」、訳せば「馬に乗る人」なんだけど、この「クシコス」という言葉、実はハンガリー語をドイツ語読みしたものなんです。ほら、ここにも自分の国のことじゃない言葉が。全体「クシコスポスト」は「郵便馬車」という意味です。(ドクターは「クシコスっていう人が作ったのかと思ってた」とのこと笑)

こうして見ると、昔のヨーロッパの人たちの まだ見ぬ国(特に東洋)へのエキゾチックなイメージや憧れを反映してるのかなあ、と思いました。

東洋や中近東への憧れといえば、モーツァルトやベートーヴェンも作ってる「トルコ行進曲」もその類だし、多くの音楽家が作ってる「アラベスク」という曲も、意味は「アラビア風の」ということなので、やっぱりオリエンタルな雰囲気への憧れなんだと思うんだよね…

今みたいに、簡単にいろんな国へ行けたり、ネットやTVや本やいろんなメディアで、自分が行けなくても世界の国々を知ったりすることがなかった、昔の人たちの憧れが、これらの名曲を生み出したのかなー、と思ったことでした。

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「難易度」って何なの?

2024年08月15日 | 音楽のツボ

つれづれなるままにネットを見ていて最近気になるのは、曲の「難易度」を知りたがる人って けっこう多いのかなぁ、と感じること…

たとえば「◯◯の難易度はどのくらいですか」とか、「△△と××ではどちらが難易度高いですか」といった質問。

それとか「ピアノ曲の難しい順ランキング」的なサイトもたくさん見られますよね。

でも難易度なんて、一概に決められるものじゃないんで…

たとえば「指を超スピードで動かすことに関して難しい曲は?」とか「♯や♭が多くて楽譜が難しい曲は?」など一つ一つのポイントに関して挙げるならば、それに該当する「難しい曲・易しい曲」やランキングは答えることができるかもしれないけど、曲そのものに対して「難しさ」「易しさ」をランク付けすることはできないし、あんまり意味がないと思うんですよね。難易度って、人によって違うものだから。

弾く人の経験年数、指の訓練度、手の大きさ、年齢、(特に精神年齢は大事)などによって、「その人にとって」の難易度が決まってくるということなのです。

だから、簡単に「◯◯の難易度はこうですよ」などと解説されていても、あまり参考にはならないし、鵜呑みにすると弊害すら出てくることも。

市販されている楽譜の難易度表示だって首を傾げたくなるものもあるし、特に、一般の人たちが質問したり答えたりするサイトでの「難易度アドバイス」は、びっくりするようなトンデモ回答もあるので、参考にしないのが賢明です。

ある曲が難しいか易しいか考えるとき、いろんな切り口から見ると思うんですが、少なくとも、テンポの速さや指の忙しさ、音符の複雑さなどの技術面だけが尺度だとは思わないでね。

曲の内面の深さ、ハーモニーの色彩感、多声部の奥行き、などなど 弾きこなさなければいけない「難しさ」、パッと見にはわからない「音楽の森」が深く深く広がってることもあるんだから。

また一方、そういった芸術性が全然ないのに、音符ばっかり忙しかったりで「無駄に難しい」曲だっていっぱいあるんだよ。

だから「難易度」は一筋縄じゃいかないのだ。

「自分にとって」どこが難しいか、そこへ切り込む必要がどれだけあるか、という視点で考えたらいいけど、多分よくわからないと思うので、先生によく聞いて、自分が今弾くべき曲を処方してもらってください。

それが一番いいかと思いますよー

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