ゴマちゃん(中1)が言いました。「ミッキーの『魔法使い』の曲観たよ!」
「この曲? 🎵🎵🎵〜」先生が歌ってみます。
「そう、それ!」
「『魔法使いの弟子』だね」
「それそれ!音楽とミッキーがぴったり合ってた」
「あれ、すごいんだよね。魔法が解けなくて大洪水になったり」
それは、ディズニーアニメ「ファンタジア」の中の1シーンです。
クラシック音楽にディズニープロがアニメーションをつけた映画で、初公開は1940年でした。
収録曲は
・バッハ「トッカータとフーガニ短調」
・チャイコフスキー「組曲・くるみ割り人形」
・デュカス「魔法使いの弟子」(ミッキーが登場してるのはこの曲!)
・ストラヴィンスキー「春の祭典」
・ベートーヴェン「田園交響曲」
・ポンキエッリ「時の踊り」
・ムソルグスキー「はげ山の一夜」
・シューベルト「アヴェ・マリア」
で、それぞれの曲にディズニーさんのイメージした美しいアニメが付き、その合間には、実写でこれらの曲を指揮してる指揮者のストコフスキーさんとアニメのミッキーが握手したりと、当時としては画期的な作品でした。
今はDVDやブルーレイも発売されているので、音楽をやる人には是非観てもらいたいです。
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言っておきたいのは、これは「クラシックコンサートDVD」で、アニメのストーリーを追うものではないってこと。それを知らずにミッキーの面白い冒険を期待して、お子さんに見せて「失敗!」となる人もいるので注意です。
でも、中学生のゴマちゃんは「この映画見て、音楽を画面でこんなふうに表現できるんだ!ってことが初めてわかった。よかったよ」と、音楽によるイメージの表現に開眼したようでした。
「そうだよ。ピアノを弾くときは、それを脳内でやるんだよ。心の中にアニメをつくるんだよ」
「そうかー」
ファンタジアで音楽→イメージに開眼したゴマちゃん、早速その体験が生きることになります。
それについては また明日ね。
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