HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

幻の「メリーさんのひつじ」を追え!ー第3章・結末の謎ー

2025年03月06日 | 幻の「メリーさんのひつじ」を追え!

幻の「メリーさんのひつじ(久野静夫訳詞:ひつじ、ひつじバージョン)」、そして現行の「メリーさんのひつじ(高田三九三訳詞:メェメェひつじバージョン)」。

そもそもblogでこの連載を始めたのは、「どうしてひつじ、ひつじバージョンは消えてしまったのか」という謎から出発しています。

多くの人がこれこそ元祖だと信じて歌ってきた「ひつじ、ひつじバージョン」は 公式ではなく、昔から公式とされているのは 「メェメェひつじバージョン」とのこと。

そこで私は ピアノの生徒やご家族などに「どちらの歌詞を歌ってきたか」というリサーチを開始した次第です。

現在まだ続行中で、最終的な統計までは至っていませんが、現在のところ約88パーセントの人が「ひつじ、ひつじ派」、「メェメェ派」は12パーセントという状況です。

ほとんど知られていない「メェメェひつじ」の歌詞が公式であるというのは なんだか腑に落ちない謎なんですが、「メェメェバージョン」にはもう一つ、ヒバリ的には納得できない謎があります。

それは、この歌詞の結末です。

「メリーさんのひつじ」は、小学生メリーちゃんと 彼女のペットの羊との実話ストーリーを歌にした、ほのぼのと心温まる内容です。

↓オリジナルの英語歌詞

https://genius.com/Mother-goose-club-mary-had-a-little-lamb-vol-1-lyrics

このblogでも、ヒバリ自身で最後まで翻訳してるのでご覧になってください

https://blog.goo.ne.jp/hibari165/e/ef88df0df5cb9ec9de13e7f57b2dbf83

「ひつじがメリーさんを大好きなのは、メリーさんがひつじを愛してるからですよ」と先生がクラスの子どもたちに教えるという素敵なラスト。

なのに、高田三九三訳詞「メェメェバージョン」では、先生が怒ってひつじを教室から追い出し、メリーさんは泣き出した、というバッドエンドなのです。

英語の歌詞や解説サイト、それから日本で書かれたいろんな文献、どこを見ても、そんなこと書いてない。

なんで高田氏は、勝手にそんな意地悪(?)な歌詞をでっち上げたのか。

それも放置できない大きな謎として、長いこと私の心の中にモヤモヤとわだかまってきていたのです。

が、しかし。

ここへ来て、英語のサイトなど読みあさっているうちに、わたくしヒバリは,ある仮説に行き着いたのであります。

私の推論(仮説)については、またあした。

To be continued… 

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