Sちゃん(高2):
今日は、「シング・シング・シング」の練習が少し一緒にできるようにと思ったので、Nちゃんのレッスンの終わり頃に少し時間が被るように来てもらいました。
来てもらったはいいけど
「アレ?Nちゃんが水曜日からテストって言ってたけど・・・Sちゃんもそう?」
「そうなんです。中間テストです~」
わぁ、Sちゃんもだ。テストでも普通にピアノに来る。
さすが、ヒバリ教室の古株たちは悠々とした音楽人だ♪
Nちゃん、Sちゃん、そしてもう一人、レッスン日が違うMちゃん分は先生が代役をして、「シング・シング・シング」を合わせました。
ここでNちゃんがレッスンUP、Sちゃんの「ラプソディー・イン・ブルー」のレッスンに入ります。
前回まだ到達していなかったフィニッシュ部分も練習してきていて、一通り全容が形になりました。
今回は楽譜をアレンジする際、あまり遠慮せず分厚い和音や転調を続出させてしまいましたが、Sちゃんが大変努力して弾きこなしてくれてうれしいです。
うん、なかなかイイね・・・と思って聴くんですが、聴いてみると、もうちょっとアレンジに手を入れたいところが出てしまいます。
「待って。ここはやっぱり、オクターブ下げたほうがいいかも?」とか、「この左手リズムをやめて、両手アルペジオにしてみて?」とか、弾き方を変えてみてもらったり、「やっぱり元通りがいいか・・・」となったり。
最終的に、2~3か所、音使いやディテールを変更して、ようやく「よしっ、これで最終稿!」としました。
ヒバリ教室では、いつもこんなです。
先生が作った楽譜をもらっても、途中であれこれ付け加えられたり削られたり盛られたり・・・
楽譜が変化しないことはまずありません。
最後まで膨らみ続ける楽譜を、その都度ちゃんと受け止めて弾きこなしてくれるSちゃん、さすがです。
長年こんなスタイルになじんできた今では、度重なる変更にも別におどろきもせず、淡々と応じる大物となりました。