HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

♪春のうららの、隅田川♪

2010年04月03日 | その他日記
桜満開の今日、隅田川へお花見に行ってみました。

そうしたらなんと、ここ隅田川は、新しく建設中の「東京スカイツリー」の絶景フォトスポットだったのでした。
確か5日前の3月29日に、「東京タワーの333メートルに達した」とニュースになり、注目度最高潮の「スカイツリー」。
その地元には、ひと目見ようとか 写真撮影しようとかいう人がどっと押し寄せ、大変な混雑になっているが、なにしろ高さが高さなので、なかなか全景がフレームにはいらないとか・・・
それなのに、なんとこの場所、このアングル、最高じゃないですか
聞くところによると、地元では押し寄せた人の路上駐車のおかげで 住民の人が自宅のガレージから車が出せないとか、混雑で道が歩けないとからしい。
そして、そうまでして押し寄せたはいいけど、いくら地べたに這いつくばってさえも、スカイツリーの全貌はカメラに収まらないって・・・
それなのに どうです!
対岸に臨むスカイツリー、麓には満開の桜!

 のどかに舟遊びをする人たちが行き交います。


まさに 春のうららの隅田川~、上り下りの舟人が~
川辺は 桜を愛でながらそぞろ歩く人、川面は舟遊びの人。
のどかですな~

桜、桜、桜・・・
この風景にぴったりの音楽は、やはり「春のうららの、隅田川~」です。
声に出して歌ってみたので、まちがいありません。
試しに「桜、桜、弥生の空は~」も歌ってみましたが、こちらは ちょっと暗いです
やっぱりお花見には「春のうららの、隅田川~」です! 滝廉太郎さん、ありがとう

ちなみに、春らんまんの川岸で思い思いに楽しむ人たちの姿を 対岸から見たときの「ヒバリ・心の旋律」は、ショパンのワルツ5番(作品42)の「大円舞曲」です



 たくさん出ている模擬店の中には、リバーサイドらしく「アユの塩焼き」も。おいしそ~

隅田川の桜の写真を「ガーデン日記」にもUPしているので、そちらもぜひごらんください。

究極の美

2010年03月24日 | その他日記
朝、NHKテレビ・BSハイビジョンで「迷宮美術館」を見ました。

この番組は、世界の美術作品やその背景にスポットを当てて、その内容や謎のひみつを見つけていくもので、毎回とても興味深く面白いです。

今日は、「イギリスの二人の天才画家」にスポットを当てていました。

一人は、シャイで純朴そうな黒人系の青年、またもう一人は、もっと郊外の方に住んでいる、なんと7才の少年です。
彼ら二人に共通するのは、「社会や、また自分への評価などは関係なく、心の底からあふれ出てくる美への想いを、描かずにはいられない」ということなのでした。

番組では、二人の美しい絵画の映像とともに、専門家による心打つ解説も映し出されました。
みな、音楽とも共通することばかりで、私自身、いつも思っていたことを専門家の言葉で話してもらえて、幸せな気持ちになりました。
このことについて、HPの「音楽のツボ」というページにも詳しく書きましたので、興味のある方はお読みいただければ幸いです。
ピアノのすすめ・POCO A POCO通信


K小学校合唱団スプリングコンサート

2010年03月22日 | その他日記
5年生のM&Mコンビが所属している、K小学校合唱団の「スプリングコンサート」が行われるというので、出かけていきました。
場所は、うちからすぐ近くのS高校のホールです。

K小学校の合唱団は、NHK全国学校音楽コンクールや TBSコンクールなど、数々のコンクールで賞をとっている、実力のある合唱団なのです。聴くのは 今日が初めて。
合唱団員は、3年生から6年生まで 40人ぐらいで、おそろいの白いワイシャツにストライプのネクタイをしめて、整然と並んでいます。
ふだんはマンガを読んで はしゃいだりふざけたりしているM&Mも、みんなとおそろいの白いワイシャツとネクタイに紺のスカートという姿で、神妙に歌っています。
うちのレッスン室では ずいぶん大きいと思っていたけど、こうしてみんなの中に入っていると、なんか小さく見えちゃうにゃー
子どもたちの歌は 発声や表現など、とてもよく訓練されていて、長い期間をかけて毎日練習を積み重ねてきたということが伝わってきました。
第2部がメインステージ、というか、演奏会用の大曲が 心をこめて演奏され、発声、アンサンブル、表現など どれもすばらしく、たくさん練習したんだなあ、と感心しました。

第1部は、世界の国々(日本も含めて)のトラディショナル・ソングが 学年別などの小編成で次々と演奏されていました。
気軽に歌える歌が並び 斉唱(ハモりなし)とか輪唱など軽い感じで、アレンジも凝ってはいなかったので、その分、子どもの声の「素材感」みたいなものが ストレートに現れてくることに気づき、興味深く思いました。
そうそう、この、独特の 透明で細い声・・・
昔「みんなのうた」とかで歌ってた少年少女合唱団とか、自分たちも小学校で歌ってた時は、こんな声だった・・・
あの歌たちはどこいったんだろうと思ってたら、ここにいたのか・・・

訓練を積んだ声楽家の、艶やかでたっぷりしたソプラノやアルト、テノールやバス。
声楽の目標は その声に行き着くことなのかもしれないけど、私には、子どもの歌声は、発達途中とか未熟、とかではなく、それ自体立派なジャンルの一つだと思えます。
つかの間の短い間しか歌えない、透明な声で、仲間とハーモニーを奏でることの幸せを、子どもたちにも お家の方々にも、大切にかみしめてもらいたいと 心から思います。

Mちゃん、M3ちゃん、がんばったね。お疲れさまでした。
じゃ、あした、ピアノでね!

つき指

2010年03月20日 | その他日記
Y子ちゃん(小4):
「あのね、あの、今日Y子ね、右手を、あの、つき指して・・・」
と オズオズと出した右手には、痛々しい包帯が 
「あらあら。つき指したんだ・・・右手、弾けないね。じゃ、今日は左手だけやろう」
「はい

というわけで、今日のY子ちゃんは、すべて左手だけのレッスンでした。
バーナムのルーレット選びもなにも、全部片手なので、最初はなんだかバランスが取れなくて調子狂っちゃうな、みたいな感じでした。
でも、片手なら片手で、いつもなかなか時間が回らない、左手だけの練習がじっくり練習できて、たまには左手だけの日、というのもよかったかもね。

バーナムでは、弱い指(特に4の指とか)がモロに目立って、その指を集中練習したり、指番号のあいまいなところも徹底チェックしたりできたし。
コードの和音で伴奏していた「ティコティコ」は、サンバのリズムパターンが練習できたし。
連弾ソナチネは、もともと両手同じだから、何も問題なかったし。
来週、右手が復活したときには、ちゃんと今日のレッスンが役に立つことでしょう。

ところで、Y子ちゃんがつき指していたのは、右手の「おにいさん指」なんですが。
この指、普通は「中指」って、言うんだよね・・・ そうか・・・そうだよね・・・などと、私はいきなり 妙なことを、しみじみ考えてしまいました。
そういえば、私は「中指」なんて言ったことないよな・・・ということに、ふと気がついたからです。
「中指」だけじゃなく「親指」「人差し指」「薬指」「小指」なんてことも、言ったことない・・・
え~っ? と思うでしょ。じゃ、一体なんて言うのさ?
大人のくせに、まさか「おにいさん指」で通してきたわけじゃないだろうね?!

う~ん・・・「ミの指」・・・
すみませんっ すみませんっ
いい年こいて、大人げない言葉づかいで
私の、ピアノ教師の友人たちは、多分もっと大人っぽい言い方してます。
「3の指」って。
それでも、みんなきっと、「中指」とは言わないと思います。。。

「ミのゆび」なんて、いつもミだけ弾く指でもないのに、子どものころのすり込みは恐ろしい。
他の名称で言うと、どうしても違和感があるんですよね。
私も、私の妹(おゆみ)も、この言い方以外にはなじめないので、手の指はもちろん、足の指も「足のレの指」とか言ってます。
おかしい?
でもさ、「足の人さし指」っていうのと、おかしさは同じだと思うよ

ブッディスティック(仏教)・ミュージック

2010年03月20日 | その他日記
今日、私は都内の とある寺院で、すばらしいMUSICのひとときをすごす機会を得ました。
といっても、何だかの宗教集会やら あやしい宗教コンサートやらに行ったわけではなく、早く言えば「法事」に参加しただけなのですが。

先代から引き継いで この寺を守っている住職さんは、たぶん四十才前後でしょうか。
宗派にもよるのでしょうが、僧侶といってもこの方は剃髪(ていはつ)ではなく、黒々とした髪をきれいに撫でつけ、イギリス紳士みたいな口ひげをたくわえていました。
背が高く恰幅(かっぷく)よく、美しい袈裟(けさ)をまとった その姿は、若いとはいえ堂々として、思わず「オー、ジャパニーズ・プリースト!」と感嘆の声を上げてしまいそうなインパクトの強さです。

さて、読経が始まりました。
お経というと、今までは何となく、通夜などで暗い中 陰々滅々と唱えられる、長くてわからないもの、などと思っていた バチ当たりなヒバリですが、彼の読経は、そんなヒバリでもあっと驚き、たちまち改心してしまいそうな すばらしいものだったのです。

住職さんの声は 深く力強く、声質で言えばバリトンでしょうか。
春の陽光の射し込む明るい本堂に、彼の声は朗々と響いていきました。
ただ淡々と読むだけではなく、声にメリハリがあり、耳を澄ますとさまざまな抑揚がついているのがわかります。
時には強く、時には柔らかく。
またある時は高く、ある時は低く。
そしてまた、ある時はゆったり、ある時は早く。
メロディーは、ミ、ファ♯、シ、の3つの音を中心にできていますが、時々 ♯がナチュラルになったりして、絶妙なニュアンスを作り出しています。
また、読むリズムの方は、四分音符をベースに淡々と進む中に 付点八分音符を投入し、弾むようなリズム感を作り出しています。

これだけでも すばらしい「歌」なのですが、これにパーカッションが加わって、いっそう効果を盛り上げています。
後ろからでは、住職の持っている「楽器」の本体は見えなかったのですが、音とリズムから判断して、これはまさしく「クラベス(ラテン音楽で使う、拍子木のようなリズム楽器)」、の一種と考えて間違いないと思います。
読経に合わせてカン、カン、カン、カン、と打っていき、時おり、左わきのクッションの上に置いてある、直径30センチほどの金属ボウル(鐘)を、でっかいマレットでうちならします。 ゴォォォォ~~~ン・・・ 
この鐘の響きはすばらしく、余韻がいつまでも残響し、さぞ上等な品なのだろうなー、と思わずにいられませんでした。

私たち参列者は、めいめい「赤本」という小さな本を貸してもらい、そこに書いてある漢字ばっかりの「お経」を見ながら 読経を聴くわけなのですが、この漢字、一文字一文字の横には、ちょうど漢文の「返り点」にそっくりな記号が振ってありました。
よく見ると、これは お経を読むときのリズムを指示した「リズム記号」なのでした。
普通に、イーブンに読むときの記号は シンプルにチョン、チョン、という点。
「ノ」の字を逆さまにしたような記号は、付点四分音符のように少し長く伸ばす記号。
そして、フレーズの終わりなどに時々書かれている、ふにゃにゃ~ とした記号は、小節(こぶし)を現していて、文字通り声を揺らして、小節をつけるのでした。
この「楽譜」をベースに、彼自身のオリジナルアレンジも多少加わって、生き生きとしたメロディーが生まれてくるのでした。

リズム譜に気を取られて、肝心の「言葉」の方はあまり覚えていないのですが、何だか「永劫」とか、そんなような壮大な言葉があったような気がします。

すばらしいバリトンのメロディー、効果的なパーカッション、それに大規模なお経の言葉。
これらが渾然(こんぜん)一体となって、悠久の宇宙を感じられるような、そんな「音楽」を楽しめたひとときでした。

とうとう美しい音楽も終わり、住職は講話をしました。
抹香臭い話はひとつもなく、「私たちは皆、日々新しい命を生きているのです。今日のお経も、今日だけのもの。同じものを読んでも、今日と明日のものは全くちがうものです」という内容でした。
「ありがとう」という言葉の反対の言葉は、「あたりまえ」ということ、というお話しもしてくれました。
「有り難い」という気持ちは、日々新鮮で新しい感動、ということ。
「あたりまえ」という気持ちは、いつでも同じ、知ってるよ、ということ。

それって、「一期一会(いちごいちえ)」ですよね。
私はコンサートなどをするときでも、人と会うときでも、いつも「一期一会」ということを感じています。

今日も、一期一会でした。
仏教には全くなじみのないヒバリですが、この住職さんには、宗教家というより一人の「思想家」として、尊敬と親しみを感じました。
そして同時に、ミュージシャンとしての彼の「ライブ」も、なかなかよかったな~という気持ちも 湧いてくるのでした・・・

鬼太郎茶屋

2010年03月19日 | その他日記
調布市深大寺へ行きました。
深大寺の「動物霊園」には、以前に飼っていた愛犬たちが、親やきょうだいたちと一緒に眠っています。

深大寺山門入り口には、いろんな茶店やお土産屋に混じって「鬼太郎茶屋」があります。
マンガ「ゲゲゲの鬼太郎」の作者 水木しげる氏が この近くの出身ということで、氏の代表作「鬼太郎」にちなんだ茶屋、そしておみやげなどがあるんだよ!

きったない茶店を模した店の入り口には、鬼太郎とねずみ男。
屋根の上には巨大なゲタが。

  側面近くの大木の枝には、鬼太郎たちの「アジト」みたいな小屋が。

  「水木しげる展」のポスターが貼られていた。4月からのNHK朝ドラは「ゲゲゲの女房」、水木氏の奥さんが原作を執筆したそうです。

  おみやげ「目玉のおやじまんじゅう」。うーん、まずそうだ・・・ 茶屋のメニューも 怪しげなのばっかり。「カフェラテ・サンデー」じゃなく「ヌリカベ・ラテ」とか。ちゃんと、ぬり壁みたいな顔つきのゼリーが入ってるんだよ。勇気のある人、食べてみて。


  これもお土産。「一反もめんてぬぐい」。こいつは食べ物じゃないから、ちょっとまし。


銀座ライオン

2010年03月10日 | その他日記
銀座にあるビアホール「ライオン」の5Fで、毎晩 クラシック音楽中心のライブがあるから行かない?と誘われて、行って来ました。

「ライオン」は昔からある老舗のビアホールです。
昔は池袋のライオンなどに、生演奏があったりして行ったこともありましたが、銀座のライオンで定期的にライブが開かれているのは知りませんでした。

銀座の駅から出て「ライオン」に行ってみると、1Fはおなじみの、にぎやかなビヤホールでした。
エレベーターで5Fに上がると、グランドピアノのあるステージに向かって、100席ほどの客席がありました。
演奏は6:30からで、30~40分ぐらいずつ、4回のステージがあります。

頼んだビールを飲んで、おつまみなどつまんでいると、演奏が始まりました。
本日の演奏者は5人。
トロンボーンの男性1人、ソプラノの女性2人、テノールの男性1人、そしてピアニストです。
クラシックの演奏家たちだから、お堅いステージなのかなあ・・・と、ちょびっと恐れていたのですが、全然そんなことはありませんでした。
みんな若くて元気で、トロンボーンの彼のMCは楽しく、曲も クラシックは半分ぐらい、そのほかにミュージカルや映画音楽やラテン音楽、ジャズなども次々演奏してくれて、とてもカジュアルで楽しかったです。

第1部のオープニングでは、女性は袖のふくらんだ白いブラウスと黒のギャザースカート、男性はシヤツとズボンに、全員お揃いの チロリアンテープで縁取りした緑のベスト、という、いかにもドイツのビヤホール、といったテイストの衣装で、ジョッキを掲げ、酒場で歌うにぎやかなドイツ民謡や「ビヤ樽ポルカ」「エーデルワイス」などを歌い踊ってくれて、まるで本当にドイツの酒場に紛れ込んだような気持ちになれました。

第2部では、あらかじめ配られていた曲リストの中から お客さんがリクエストカードに書いて渡しておいた中から選んで、曲を演奏してくれます。
私がトロンボーンさんにリクエストした「ピンク・パンサー」「このすばらしき世界」、ピアニストさんにリクエストした「火祭りの踊り」などが演奏してもらえてよかったです\(^O^)/

第2部では、もうひとつ、お楽しみがありました。
「お客さんの中で、今月お誕生日とか、記念日のある人はいますか?」との呼びかけがあって、今日 ここに誘ってくれた男性(父ですが)が3月生まれなので「はあい」と手を挙げて知らせました。

そうしたら、演奏者全員が、手に手にジョッキやタンバリンやトロンボーンを持って、わたしたちのテーブルの周りを囲んで、「ハッピーバースデートゥーユー」を大合唱してくれ、グラスワインのプレゼントまでくれました。\(^O^)/\(^O^)/\(^O^)/

第3部では、女性はイブニングドレス、男性はタキシードに着替え、各々「私のイチオシ曲」を熱演してくれました。

そして最後の第4部では、またにぎやかにビールメドレーや乾杯の歌の大合唱(客もいっしょに)
終わったのは10:15でした。

今日は、思いがけず父親のもできた、楽しいライオンの夜でした。また行こうっと\(^O^)/

シャーロック・ホームズ

2010年03月05日 | その他日記
へへへ・・・

ロンドンのお友だちのアランさんが送ってくれたステッカー。
「べーカーストリート」というロゴ、そしてシャーロック・ホームズの横顔も描かれています。
「ベーカーストリート」はロンドンにあり、名探偵シャーロック・ホームズが住んでいた(という設定の)場所で、現在はシャーロック・ホームズ博物館がある所です。
4年前に ロンドンで買ってきた地下鉄マークのマグネットと並べて、冷蔵庫に貼ったぞー。

そのロンドン旅行のとき以来のお友だち・アランさんは、生粋のロンドン紳士で、しかもけっこう『シャーロッキアン』(小説「名探偵ホームズ」と主人公シャーロック・ホームズに詳しく、オタクといえるレベルの人)です。

「シャーロック・ホームズ」という、ビクトリア時代のイギリス・ロンドン在住(であった?)名探偵のことを、小さいみなさんはあまり知らないかもしれませんが、「名探偵コナン」は知ってるでしょう?
「コナン」というのは、ホームズの物語を書いた作者・コナン・ドイルの名前をパロッたものなんですよ。
それくらい、「名探偵シャーロック・ホームズ」そして作者コナン・ドイルの名前は、世界中で知られている 大有名人なのですぞ!
読んでない人は、いつか読んでみてね。

来週末、新しい「シャーロック・ホームズ」の映画が公開されるんですよね。
予告、オフィシャル・サイトを見たけど、この映画 私的には多分ダメだと思うので、行かないです。きっと。
ホームズの故郷イギリスじゃなく アメリカで作った映画だし、アクション満載、パワフル、明快な娯楽映画として観る分には それなりに楽しいのかもしれないけど。
でも、「ホームズ」とは別もんみたいです。
私は、イギリスのグラナダTV制作のシリーズを観る決心をするまでに、結構悩んだくらいのプチ・シャーロッキアンです。
今では、このグラナダ版のホームズ(ジェレミー・ブレット)が 一番だと思っています。
多分、他のシャーロッキアンの人たちも、同じ考えの人が多いと思います。(アランさんも)
みなさんはいかが?

バイバイ バンクーバー♪

2010年03月01日 | その他日記
終わったね!
17日間の バンクーバー冬季オリンピックが閉幕しました。

フィギュアのエキジビションは、みんなにこやかで、生き生きして、コスチュームもきれいで、よかったです。
みんな、スケートが大好き!という気持ちがあふれていて。
やっぱり私は、競技よりエキジビションがいいです。

閉会式もすごかったね~ \(@o@)/
聖火台の演出、おもしろかったです。
オープニング・セレモニーのときに 4本ある聖火台のうち1本だけ立ち上がらないというアクシデントがありましたが、クロージング・セレモニーでは それを利用して、というか生かして、クラウンが電気のプラグをつないで 4本目の聖火台が立ち上がる、という演出をしていました。(聖火・・・ほんとに、「火」という形になってたね)
これこそライブの良さでしょ。
クロージング・セレモニーでは、緊張から解き放たれた選手たちが ワイワイ登場して、カメラで写真を撮ったり トナカイの角をかぶったりしてはしゃいでいるのが、すごくよかったです。
私は、コンサートでも、神経すり減らして練習通りに再現することに終始するよりも、こうしてライブ感や臨機応変感を生かしながら、みんなで一緒に楽しむのが好きなんだ。

スポーツ大会のクロージングなのに、あんなにいっぱい音楽聞かせてもらえるとは思わなかったよ
クラシックあり、国歌あり、ポップスあり、オペラあり、ロックあり。
ピアノもいっぱい使ってたし。
カナダ国歌って、始めてじっくり聞いたけど、きれいな歌でした。
続いての 次期オリンピック開催国ロシアの国歌も、いかにもロシア国歌という感じだった。
オペラ「イーゴリ公」の歌手は、大晦日の小林幸子みたいで、ちょっと笑えました。

曲と同様 ダンスもいろんなのがあったね
本場ロシアのクラシックバレエも、こんなところで見れるとは。

こうしてセレモニーを見ていると、世界中の人がみんな大好きな友だちに思えます。
みんな、本当は仲良しなんだよね、と思いたい。
こうやって、一緒に熱い思いをスポーツや音楽で分かち合う気持ちと、よその国を戦火でやっつけてしまえ、という気持ちと、どっちが本音で、どっちが建前なんでしょうか?
私は、みんな友だち、と思う気持ちこそが本音だと思うけど。
みんな、どうなんだろう・・・?

スポ鑑ギャル多忙

2010年02月24日 | その他日記
Hさん:
毎週、水曜日の12:30からがHさんのレッスンの時間です。
ところがなんと、今週は バンクーバーオリンピック中盤のクライマックスともいうべき、女子フィギュアスケート・ショートプログラムのライブ放送が、バッチリその時間に当たってしまったのです。
それも、ちょうどHさんのレッスン開始に合わせたかのように、本日のハイライト、浅田真央・キム・ヨナ、鈴木明子3選手が登場する「第5グループ」の滑走が始まることになってるなんて。安藤美妃選手は、そのあとの第6組です。
こりゃぜったい目が離せないよ!

前にもお話しした通り、Hさんは元祖スポ鑑ギャル。
オリンピック期間は 競技のチェックで大変です。
開口一番、「今日は、レッスン時間を変更していただこうかと思っちゃいました
「そうそう、私もさっき(他の日に変えればよかった)と思ったんですよ~ Hさんフィギュアで大変だと思って・・・」
「でもいいんです。どうせ夜にまたやるんですから、今は見ない方が」
「そうなんですか?じゃ隣の部屋にTVつけてありますから、もしレッスン中にワーッと盛り上がってきたら、急いで一緒に見ましょ
「そうですわね」
などと言いながら、誘惑に負けないようにがんばって レッスンを始めました。
レッスンが始まって5分ぐらいで、オリンピック会場では整氷作業が終了し、第5グループの選手たちが氷上に登場して練習を始めている様子が 隣の部屋のTVから伝わってきます。
Hさんは気が気ではありません。
バッハ、ソナチネと、心ここにあらずといった様子で弾き終わり、音を直したりしても
「はい!はいはいはい!」と 思い切り気もそぞろです。
20分ほどはがんばったんですが、ついに二人とも その努力をギブアップ
「もう今日は早めに終わって、その分来週、たっぷりやりましょ
「はいはいはいはい」
ということになって、Hさんは「応援がんばりましょうね!」と言う言葉を残し、そそくさと帰っていきました。

Hさんが玄関から消えて3分で、氷上には浅田真央選手が登場しました。
みんなもう知っているとおり、これまでの彼女のSPで最高の出来・・・
Hさん見れたかなあ?

アンコール遺跡のお話

2010年01月23日 | その他日記
キノパパ:
今年になって最初のレッスンです。

冬休みの間に なんとあの世界遺産の聖地 アンコール遺跡へ行って来たとのことで、今日は そのときの写真を見せてもらいながら おみやげ話を聞くことで、めちゃめちゃ盛り上がってしまいました。

アンコール遺跡は、現在のカンボジアの元になった「アンコール王国」の遺跡です。
中でも「アンコール・ワット」は特に有名な寺院ですから、みなさんも その名を耳にしたことがあるかもしれませんね。

熱心な仏教王国であったアンコール。その遺跡には、いたるところ仏像が彫刻されていて、その巨大さ、緻密さ、美しさ、そして数の多さには、写真を見ただけでも圧倒されます。
この、人類の貴重な文化遺産である広大なアンコール。そしてそこからほんの15分ぐらい離れた場所では、一般市民が 壁も電気もないような粗末な家に肩を寄せ合って暮らしています。
子どもたちは皆 靴も履かず裸足、そして家族の一日の生活費は 200円だそうです。
「みんな、とにかく今日一日を生き抜くことだけで精一杯の暮らしです。見なければよかったと思うような、悲惨ともいえる場面も目の当たりにしました。けど、やっぱり行ってよかった。あの国を体験して帰って来てから、何事にも不満がなくなりました。会社での人間関係や嫌なこと、日々の不平不満・・・そんなものが何でしょう? 今日を何不自由なく暮らし、電気もガスも水も豊富にあり、食べ物はあふれ、明日に何の不安もなく、暖かなベッドで眠れる、恵まれた暮らしに感謝しなきゃ、という気持ちに、ほんとになっちゃいますよ。」
キノパパは言いました。
「あれを見ると、人生観が変わります。あの、何も持ってない人たちと、何でも持っている自分とを引き比べて、何というか・・・ショックを受けました。本当に・・・大きなショックでした」
心優しいキノパパは、本当にショックを受けたようでした。
なぜなら 帰国後、高熱を出して寝込んでしまったのですから。
そのため、今年第一回のレッスンが、今日まで延びてしまったのです。

私たちは、もっと自分の持っているものに感謝して、大事にしなければいけません。
そして時々は、遠い空のむこうの、カンボジアのみなさんに、そして時空を超越して今なお残る広大な遺跡に、思いを馳せようではありませんか。


アートなピアニストの方々 PART2

2010年01月23日 | その他日記
このピアノの絵
タイトルは「ワルツ」です。
その名の通り、ブラームスの連弾曲「ワルツ」の楽譜が、譜面代に拡げられています。

これは、私の友人が描いた絵です。
恐れ多くも、コンクールで入賞した作品なのですぞ!
彼女も 私と同じピアノ教師です。
ピアノを素材とした 絵の細部まで 決しておろそかにせず、丁寧に描き込まれていて、さすがピアニストだなあ、と思います。

譜面代に拡げられた楽譜のページがやわらかくうねっていて、印刷された五線譜も、その隆起に沿って丁寧に描かれています。
このように描くのは、すごく大変だったと思いますよ~
この楽譜、ちゃんと本当に弾けるように、正確に書いてあるそうですよ。

また、ちょこんと座っているお人形の重みで沈んでいる鍵盤の感じ。
この正確さは、ピアノを本当によく観察している人じゃないと描けないです
また、開いた蓋(ふた)の裏面に映り込んでいる、ソファーなどの様子も、夢見るような、不思議な雰囲気を出していると思います。

私は小さいころ、ピアノの中に映り込んで ダークに姿を変えた部屋の中とかを、すごく不思議な感覚でじっと見ていたものです。
まるで「鏡の国のアリス」みたいに、ピアノに映ったダークな世界へ誘い込まれるような、そんな奇妙な感覚を味わっていました。
お人形、というのも、何か不思議な異世界へつながるものでした。
そして、そんなバックに流れる、アンティークなワルツ

この絵は、そんな、幼い日の不思議な倒錯のあやうさの世界を思い出させてくれる、そんな気がします。

どうです?! ヒバリ推薦の、アートなピアニストのみなさんの作品たち。
みなさま、ご堪能いただけましたでしょうか?

アートなピアニストの方々 PART1

2010年01月23日 | その他日記
この作品を見てください!
これは、水曜日に来ているHさんが、ご自分で作ったものです。
お母様が着ていらした着物(絹)の布を使って作った、かわいい金魚の巾着袋
90才のおばあさまにいただいたものを見て、裁断や縫い方など推理しながら作ったというのですから、驚きではありませんか!

さまざまな色の、小さなパーツを縫い合わせ、てっぺんにはカワイイ帽子(?)、そしてその部分に紐が通してあって、小さな巾着として使えるのです。
おばあさまにいただいた時には、お香が入っていたということでした。
タンスに入れて使ったのでしょう、というHさんのお話です。
なるほど、和風サシェ、ということですね。かわいい
そのほかにも、お琴の爪を入れるとかさ、指輪やピアスを入れるとかさ、いろいろ考えられるじゃありませんか

これも、Hさんの作品です。
こちらは、花びら型の巾着。
どうです、すてきでしょ?

これらを見せていただいて、とても驚いたので、私はさっそくWEBで、そのようなものが定番としてあるのかどうか、調べてみました。
そうしたら、和風小物、として同じようなものがWEBでもいろいろ販売されたりしていましたが、どれも固そうで色もあまり使ってなく、Hさんのみたいに優雅なのは ひとつもありませんでした。

Hさんは、以前に「元祖スポーツ追っかけギャル」としてブログに登場してもらったこともある、元バリバリのキャリアウーマンなのですが、こんな素敵な手芸もできるなんて、さらに尊敬度アップです\(^O^)/

また作品見せてね

まぼろしの「リズムスケーティング」

2010年01月07日 | その他日記
いよいよ今年は、バンクーバー冬季オリンピックの年ですね。
豪華な選手も決まり、(女子=浅田真央、安藤美姫、鈴木明子 男子=織田信成、高橋大輔、小塚崇彦 ダンス=リード姉弟)、オリンピックへの助走は勢いを増してきました。

ところで、以前にも書いたことがありますが、私はスケートが好きなんです。
むかーしはスクールにも行ってたんだよ。そこで習ってたのが「リズムスケーティング」です。
スィングダンス、スターライトワルツ、なんとかタンゴ、などたくさんの公式スタイルやステップが決まっていて、ペアで滑るものです。
アイスダンスの初歩みたいなものだったと記憶しているんですが・・・
そういえば、とんと聞いたことないよね、そんな名称
あれって、何だったんだろ?

ここへきてのフィギュア人気に、ふいっと昔の「リズムスケーティング」のことを思い出し、気になってあれこれ検索してみたけど・・・
ついに発見できず
けれど、「アイスダンス」の項をいろいろ読んでみると、そこには 昔スクールで習ったさまざまなステップやターンの名称が列挙されていました。
スリーターン、モホーク、シャッセ、スィングロールetc・・・
うわー、思い出してきた。

結論:その昔ヒバリが習っていたのは、確かにアイスダンスの入門であったのだと思います。
2年ぐらいで、仕事とか忙しくなってできなくなったんだけど、惜しかったな・・・もっとやってればな~

ということで、現在はTVでスケートを観たり、スケートの絵本を読んだりして、あの リンクの空気や 滑るときのわくわく感をバーチャル体験しているヒバリです。

で、年頭にあたり さっそく「スケートの絵本」ページに、新しい1冊を加えました。絵本の部屋 の「スケートの絵本」です。みてね。

静岡・駿府城と駿府公園

2009年11月12日 | その他日記
岐阜の友人と久しぶりに会おう、ということになり、新幹線の東京-名古屋の中間点、静岡で会うことにしました。

駿府城は、静岡駅から歩いて15分ぐらいのところにあります。
周りを掘に囲まれ、広い庭園もあって、美しいスポットです。


なんでも、徳川家康公が隠居して住んでいた場所だとか。

隣接した「駿府公園」はとても広くて、静かな日本庭園が美しく、東京の新宿御苑に似た佇まいです。
中ほどに「お茶室」があって、見学できるように公開されています。
本式のお茶会ができる広間、そしてにじり口のついた「小間」もあります。
お茶室を出ると 小さな茶屋も作られていて、お茶とお菓子のセットをいただくことができます。
玉露セット、煎茶セット、抹茶セットがあったので、私たちは「抹茶セット」を頼みました。
水屋で立てられたお茶と 秋の風情を写した練り切りのお菓子が、しずしずと運ばれてきて、しっとりとした和の気分に浸ることができました。