HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

カルメンより ハバネラ

2009年03月22日 | いろんな楽器
去年のクリスマスコンサートの時に、スペイン舞踊家のCさんと 初めて「カスタネット&ピアノ」のコラボをやってみて面白かったんですが、3ヶ月ぶりに、再び共演することになりました。
それは、いつも楽しいカジュアルなコンサートを開いてくださっているカフェ・アンサンブルさん恒例の「みんなの音楽会」への出演。
2~3ヶ月に一度くらいの割で催され、プロ・アマ・ビギナー・ベテラン問わず、誰でも気楽に参加して楽しめる「オープンコンサート」なのです。

今回は、カスタネットにはバッチリ似合う カルメンの「ハバネラ」を演ろう、ということになり、今日は試しの音合わせと打ち合わせをやってみました。
・・・って、本番は来週の今日なので、この練習=ゲネプロです(*_*)
どんな感じで演奏しようかなあ、曲の構成はどのように?などと お互いにイメージを出し合いながら なんとなく形を作っていきました。

「じゃ、こんな感じで・・・」と 一応は決めて「ゲネプロ終了!」ということになったんですが(早や~)、本番ではどんな風になっていくやら、あんまり予想はできません。
だってこれはセッションなんだもん。正直 やるたびに違うんだよね・・・(^_^;)
Cさんも、「本番ちょっとぐらいは、ステップも入れるかもしれないですけど・・・あまりやってうるさいといけないから」とかしおらしく言ってたけど、盛り上がったら 絶対カタカタ踊っちゃうぞ、きっと。
ヒバリの方も、音使いとかポーズ(カデンツァみたいなところ)とか、その時のなりゆきで 調子に乗っちゃうかもしれないよ・・・
ま、曲のサイズ(小節数)さえ決めてあれば大丈夫です。たぶん。
どんな演奏になるかは、その時その時でみんな違う。 それでこそのセッションなのですから。

音楽、それは時間芸術。その時 一度限りの赤い薔薇なのです。 なーんちゃって。

ハンガリア舞曲

2009年03月22日 | レッスン日記(小中高生)
キノパパ(大人):
「大人のためのピアノ教本3」が、終盤に近づきました。
いつも驚異的な努力で コツコツと積み上げてきた、ピアノ学習者の鑑(かがみ)キノパパです。
今やっている課題は「ハンガリア舞曲第5番」。
オリジナルはピアノ連弾ですし、オーケストラで演奏されることの方がむしろ多いこの曲は、ブラームスがジプシー音楽のスタイルをパロって(?)作った、たいへん情熱的な曲です。
キノパパは、この、右手と左手をうまく合わせるのが とても難しいと、苦労しています。
左手の伴奏が、「ドソ・ソソ・ドソ・ソソ」というシンプルな音使いなので、一見して「バイエル」とかによく使われている「ドソミソ・ドソミソ」みたいなもんなのかな、と シンプルに右手メロディーに当てはめようとすると、大変難しいことになってしまいます。
シンプルに見えても、この伴奏、実はベースとリズムの二つのパートが組み込まれているんですよ。
ベースはベース、リズムはリズムと それぞれ独立した流れを把握した上で弾かなきゃいけない。
そして、そのリズムを完全につかみ、勢いよく弾けるようになったら、その上にヴァイオリンで弾いているような 大きなうねりのあるメロディーを乗せていかなければならないのです。
つまり、ベース奏者、リズム(タンバリンとか)奏者、そしてメロディー奏者の三人を、一人で同時に演じ分ける、ってこと。

うわぁー、難しいですねぇ~(@o@)

自分で無意識に弾いている感覚を、言葉で説明してみて、ヒバリは思わずあきれてしまいました。こりゃ難しいわ。
なんでここでこの課題が?
・・・と、テキストに文句言ってもしょうがないので、キノパパさん、乗りかかった船です、完奏めざしてがんばりましょう!
これだけがんばって練習してるんですから、必ずや弾きこなすことができるでしょう。がんばれ~ (^O^)/