HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

いい音つづく

2009年03月25日 | レッスン日記(小中高生)
Rくん(小1):
先週、バーナムをすばらしくいい音で弾いて感心させてくれたRくんでしたが、さて、1週間たった今日はどうか?

今回のバーナムの課題は、「おかをのぼろう」という表現を使って ハ長調・ニ長調・ホ長調・ヘ長調・ト長調それぞれの主和音C・D・E・F・Gを順に弾いていくというものです。
当然♯や♭がたくさん出てきて、この課題にさしかかった子どもは少なからずビックリする、という箇所なのですが。

Rくんは ふだん通りの何気ない顔で淡々と弾いてしまいました。
「すごいね!練習してきたんだ?!」
「うん」
ほめられても、何気の顔は変わらないのがRくんらしい。
でも今日は、ちゃんと練習してきてて、いつもみたいに「むずかしい~」「こんど~」などというセリフは聞かれませんでした。
「次もできそうだよ!やってみよう」「じゃ次は?」
などという先生の誘導に引っぱられて、コード連続技のバリエーションを次々4曲、そして「先週のがすごく上手だったから、もう一度聞かせて♪」という先生のリクエストに応えての1曲も加え 合計5曲の課題を弾いたのでした。

今日は、先週時間切れでできなかった「ポケモンの主題歌」も最後まで先生の伴奏と一緒に弾き、充実したレッスン時間を過ごすことができました。

指が長く力もあり、スポーツも得意らしくかけっこはクラスで1番だというRくん、そのカラダをピアノに生かしてくれたら、どんなにかかっこいいだろうと思うんですが、いかんせんめちゃめちゃ甘えんぼ・・・

カレが「かっこいい男になりたい」「かっこいいピアノが弾きたい」と目覚めてくれるのを、気長に待つわたくしです。

スポ鑑ギャル (^O^)/

2009年03月25日 | レッスン日記(小中高生)
Hさん(大人):
バリバリのキャリアウーマン時代を経て、リタイア後にピアノを楽しんで続けている女性です。
言葉の端々に教養がにじみ出て、今のギャル語などとは違う美しい日本語を話される すてきな大和撫子です。
いつも忙しい中、わずかな時間を見つけてはピアノを練習しているのですが。

「今週は全然練習できてません~」
と言いながらピアノの譜面台に楽譜を広げたHさんです。
「だってWBCでずっと大変だったんですもの!」
とは意外なお言葉 (@o@)
「あ~、すごかったですよね~。野球ファンなんですか?!」
「そうですよ~、六大学野球からですの!叔父が慶応だったので見始めて。わたくしは藤田が好きだったので、慶応の後は社会人野球、その後プロ野球でしょ。ずーっと見てましたよ」
「見にいってたんですか?!」
「もちろん!全部行ってましたよ、いっつも一番前で!新聞に写真が出たこともあったんですから。『声援を送る女性ファン』って」

うっひゃ~(@o@) Hさんにそんな趣味があったとは・・・お見それしました。

野球ばかりじゃなく、ラグビーも行ってたそうですが(@o@)
「でもラグビーはそれほどね。やっぱり野球のほうが」
「なるほど」
「それで、ほら、今週はずっとテレビにくぎ付けで」
「ピアノどころじゃなかった」
「そうなんですそうなんです」

実は何をかくそうわたくしヒバリは、以前アルバイトで 神宮球場のプロ野球BGMのオルガンを弾いていた時期があったので、その時のこととか野球バナシで、すっかりHさんと二人、盛り上がってしまいました。
さんざん盛り上がったあと、ふとヒバリは心配になって聞いてみました。

「あのぉ・・・お相撲はどうですか? 今、始まってますけど・・・」
「そうなんですよ~、今度はお相撲!」
「またしてもテレビが忙しくなって・・・」
「はいはい!」

そうなのでした。楚々とした大和撫子Hさんは、元祖スポ鑑(スポーツ鑑賞)追っかけギャルだったのでした!
人は見かけによらないもんだ!