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HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

下北沢阿波踊り

2010年08月20日 | 下北沢いろいろ
毎年恒例の「下北沢一番街阿波踊り」。
今年も、夜7時半ぐらいから見に行きました。
道の両側にはなどの屋台が出て の人たちがぞろぞろ行き交い、下町のお祭りさながらです。
日が落ちて、涼しい風も吹いてきました。



ヒバリの例年のお気に入りは、三鷹の「宝船」とか地元「やっとこ連」の勇ましい男踊りとパーカッションのパフォーマンスなんですが、今年は優雅な女踊りにも心惹かれるようになってきました。
ヒバリもやっと、大人の女らしくなってきたのであろうか?


編み笠を深くかぶって、顔がちらりとしか見えないのは神秘的で、どの女性もみな美人に見えるし、ひらりひらりと返るしなやかな指先は 白い蝶のようで美しい。
つま先立ちになった 塗り下駄の足が、まるで一直線上を歩くようにお行儀よく運ばれていくのも、大和撫子の奥ゆかしさと芯の強さを合わせ見るようで チャーミングでした。

下北沢だけでなく、いろんな地域から本格的な踊りのチームが多数参加して、大迫力や超優雅なパフォーマンスを堪能させてくれる中、地元下北沢の子どもチーム、「ひふみっこ連」も 元気いっぱいの踊りを見せてくれます。
ヒバリ教室のY子ちゃん(小5)・M2ちゃん(小5)は もう何年も「踊り手」をやっている「ベテラン」で、上級生のチームに昇格し、きれいにお化粧した顔にほんのり紅をさし、白く鼻筋を立てて ふだんより大人びた風格を見せています。
二人とも、踊りながら、こちらに気がついて手を振ってくれました。
また、K小学校のMちゃん(小6)が、可愛く浴衣を着て見物していて、Mちゃんも雑踏の中から手を振ってくれました。
それから、今年初めて参加したというSちゃん(小1)も、低学年組で踊っていましたが、初体験で夢中だったのか、わき目もふらずに通り過ぎていっちゃいました・・・

一番街をいろんな「連」が練り歩いた後、8時半からは、各チーム決まった場所で、30分の「組踊り」つまりフォーメーション・ダンスのパフォーマンスです。
5年生になったY子ちゃんは、「ジュニアチーム」のトップダンサーの役になっているらしく、かけ声の第一声を発したり、踊りのトップを切ったりと、いいダンサーぶりを見せていましたよ。

これら子どもたちに指導したり、イベントを運営したりしているのは地元の商店街の人たちなので、企画や準備、練習指導などがとても大変なのだそうです。
これからも何とか、こうやって続けていってもらいたいものです。

損保JAPAN美術館・トリックアートの世界展

2010年08月20日 | その他日記
新宿副都心の損保JAPAN美術館へ、「トリックアートの世界展」を見に行きました。
展覧会のサブタイトルが「だまされる楽しさ」となっているように、マジックや「だまし絵」などで思わぬ錯覚に陥り、あやかしの世界へ引き込まれるのは楽しい。

今回の「トリックアートの世界展」に出展されていたのは、ほとんどが現代の日本のアーティストの作品で、どちらかというと「錯覚でだます」というよりは、あり得ない奇妙な世界を描いたり作ったりしたものが中心の感じでした。
たとえば、実体のない影だけの絵、とか、巨大なカンバス一面に 本物と見まがうような「水滴」をびっしりと描いたもの、とか・・・
はたまた レオナルド・ダ・ビンチやベラスケスなど有名な巨匠の、さらに有名な絵画を、そこに描かれている人物の目線からはどのように見えているか、を描いた絵とか。
(「最後の晩餐」のキリストの目線ならば、テーブルの向こう側の景色とかが見えるわけです)
う゛~・・・ 奇妙だ・・・
「世にも奇妙な物語」のテーマ音楽が聞こえてくるようだ・・・ 
♪ラシドレミ♭、 ミ♭レドシラ、 ラシドレミ♭、ミ♭、 ミ♭レドシラ♯・・・
でも、その奇妙さが快感・・・
そんな感じの展覧会でした。 なかなかおもしろい