HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

ピアノでコードを見つける方法🎵

2024年09月06日 | コード奏法

前回の記事で、コードネームを見て鍵盤で位置を探す方法をお話ししました。

見つけたいコードのルート音を「ド」として、

  1. 「ドミソ」の和音が そのコード(メジャーコード)。
  2. 「ドレミファソ」を見つけ、そこから「ド」「ミ」「ソ」を見つける。
  3. 「チューリップ」の歌を弾いてみる。「さいた」の「さ」と「た」、「チューリップの花が」の「チュ」、この3つの音がドミソ、つまりメジャー(長調)コード。そして、真ん中の「ミ」の音を半音下げれば暗い響きになって、これがマイナー(短調)コードです。

これでも難しい場合は、もう鍵盤をかぞえて探しましょう。

ルート音を1とし、高音に向かって順番に黒鍵も白鍵もすべて数えていきます。1ド、2ド♯、3レ、4レ♯…というぐあいに。

そして1、5、8の3つの音で構成されるのがメジャー(長調)コード。Cなら1ド、5ミ、8ソとなります。


1、4、8の3音で構成されるのがマイナー(短調)コード。


曲集などには、「コード一覧表」が見開き2ページにびっしり印刷されているものもありますが、そんなもの覚える必要は全くありません。

CとCm、この2つの理屈さえわかれば、もう自分で全てのルート音に対するメジャーコードとマイナーコードを見つけることができます。

7つの白鍵

C、D、E 、F、G、A、B、

5つの黒鍵

C♯、D♯、F♯、G♯、A♯、

D♭、E♭ 、G♭、A♭、B♭、

同音異名でカブってるものもありますが、ざっとこの17種類のルート音に対するそれぞれメジャーコードとマイナーコード、合わせて34個は簡単に見つけられるのです。

もう少し複雑なコードはおいおい使うとして、とりあえずメジャーとマイナーの2種類がわかれば何でも弾けます。

だからコード表なんか覚えて無駄なエネルギーを使わないように。

くれぐれもよろしくね

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チューリップでコードを探そう🎵

2024年09月06日 | コード奏法
ごましおくん(小4)の質問:

「Fはファラドでしょ。じゃあほかのコードはどうやって見つけるの?」

「それはね、『Fのコード』はFの『音』を一番下に置いて「ド」とする。そこから『ドミソ』になる和音が『Fのコード』。だからファラドなの」

先生はピアノのファ(F)の音に指を置いて、「🎵ド、ミ、ソ」と言いながら3つの音を拾って「Fのコード」を弾きました。鍵盤で言えば「ファラド」ですが、音色は「ドミソ」と同じです。

「直接『ドミソ』を見つけるの難しかったら、『ドレミファソ』って旋律になるような音を探して、その中の『ド』『ミ』『ソ』の3つを拾えばいいよ」

「ふーん…じゃ たとえば『B』のコードは?」とごましおくん。

「やってごらんよ。Bの音を『ド』としてそこからドレミファソ… って、難しいかな?なんかアラビアの曲みたいになっちゃうね… そうだ!」

と先生は思いつきました。

「『チューリップ』を弾いてごらんよ!『さいた、さいた、』のとこ。それが『ドレミ』だよ。ほら、すぐできた!」

ごましおくん、簡単に「シド♯レ♯」を使って「ドレミ」の旋律を見つけました。「ドレミ」はわかりにくくても、「さいた」だと不思議にすぐ見つかる。

「ねっ、『さいた、さいた』でドレミでしょ、それから『チューリップの花が』の『チュ』がソだよ!これでドレミファソもドミソもわかるじゃん!『さ』、『た』、『チュ』でドミソ、だよ。これでどんなコードもすぐわかるよ!」

先生はこの発見に大喜び。

「試しにやってごらんよ。えーとね、F♯のコードってどう?」

ごましおくん、ファ♯の音に指を置いて「さいた」… そして「チューリップが」の「チュ」は…

「できた!」 

♫ファ♯ ラ♯ ド♯

「ほーらね!全部黒なんだよ!」

「おおーっ!」

ごましおくん大感激。

やったやったー

コードの見つけ方、画期的な方法発見だ

みなさんもコードがわからないときは

🎵『さ』い『た』、『チュ』ーリップ

で探してください!

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