HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

16分音符・32分音符の譜割りに苦労

2017年03月07日 | 音符・楽譜・テクニック
Hさん(大人):
バッハの平均律、2番のプレリュードが ついに最後まで到達しました。
絶え間なく上昇する音列を経てクライマックスのプレスト、そして風格を示すかのような堂々としたアダージォ、最後はアレグロで 充分音を響かせて終わる、これぞバッハ!というすばらしい曲です。
最後まで音が確認できたので、あとはゆっくりと弾き込んでまとめに入ります。

さて、バッハはめどがつきましたが、もう1曲やっているベートーヴェンの「選帝侯ソナタ」。
これの第二楽章、こちらも最後まで到達したのですが。
第二楽章の典型である「緩徐(かんじょ)楽章」で テンポはゆったりなのですが、譜割りが細かいのが苦労のタネです。
「わたくしリズムがダメですから」とHさんが公言しているように、部分部分はなんとか弾けるのですが、曲全体を通したときにテンポが一定しないのが困りもの。
すごく早い四分音符があったり、小節が何倍にも広がってしまうようなゆっくりした16分音符があったり、というのは日常茶飯事のHさん・・・
今回のこの曲は、四分音符・8分音符はもちろんのこと、16分音符のパッセージ・32分音符のパッセージまでいっぱい出てきて、しかもそれぞれが延々と続いてる。
これらの音符のバランスをどう取るか。
8分音符は4分音符の2倍の速さ。
16分音符はその2倍の速さ。
32分音符は さらにその2倍の速さ。
頭では分かっています。分かっていますとも。
ただ、それを正しく弾けるか、というのは、また別問題なのでね・・・(;^_^A


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