Mちゃん(小5):
発表会で弾く「フレディーズ・サンバ」という曲を練習しています。
前半の軽快な部分を着々とマスターしていき、いよいよ中間部の、流れるような、そう、「マリーンテイストの風!」といったような雰囲気の部分にはいってきました。
最初の、先生がアレンジ譜を書いた時点で、ここは右手のオクターブ奏で のびやかな「風」の雰囲気を出そうと考えていたのですが、Mちゃんに弾いてもらってみたところ、オクターブの連続でメロディーを弾くのは まだちょっとキツイ、ということがわかりました。
そこでアレンジを少し変えて、右手だけのオクターブ奏のかわりに 両手ユニゾンで弾くことに。
そうなると、最初 左手はバッキングに専念するはずだったのが、メロディーを弾いた上に 大急ぎでバッキングのリズムも弾かなければならず、かなり大変になってしまいます。
ただでさえ複雑なサンバのリズムです。
それを、メロディーを弾き~の、バッキングを弾き~の、という大活躍のワザは、なかなかできるものじゃないと思います。
Mちゃんはとてもリズム感がいいので、リズムを伝えるとすぐに覚えて再現してくれて、驚きです。
今は地道に、1フレーズずつ サンバのリズムを仕上げていっているところです。
これが全部、最後までできあがって、その上で勢いに乗って弾けたら、いい感じだろうな~
そしてそれも、もうすぐですよ!