ショパンの曲の中でも有名、かつカッコよくて人気抜群の「革命のエチュード」。
左手の様々なアルペジオが、これでもかというほど出てきますが、その中でも難しい、というか覚えづらいのが タイトル画面に示したこの辺りです。
これを、A図の青いラインで囲んだような「拍ごと」の音のまとまりと捉えると、なかなか覚えづらいですが
これをB図の赤いラインで囲んだような音列の並びと捉えます。
そして音の並びをよく見ると
C図のように、16分音符4つずつの、2つ目〜4つ目の3つの音は、分散和音とその転回、という流れになっているのがわかります。
そして1つ目の音は、各々その分散和音の半音下の音なので、これを装飾音(前打音)と考えれば
こんなふうになって
例えば最初のパッセージは
赤いラインで囲んだ音列は
ソ♯〜シ〜レ♯、シ〜レ♯〜ソ♯、レ♯〜ソ♯〜シ、となって G♯コードの転回、そしてそれぞれの転回形の前にピンクで示したファ×、ラ♯、ド×、は、半音前の音を装飾音としてつけている、と考えると、ややこしいパッセージも なーんだ、簡単な転回じゃん〜となって、すぐ弾けてしまいます。
なんかこの説明の方がややこしくなってしまいましたが、弾いてみれば簡単なので、ぜひピアノでお試しを〜🎵