Hさん(大人):
クラシック、それも古典派がお好みのHさん。
今回は「明るい曲が弾きたいです」ということなので、モーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」をお勧めして練習しています。
「アイネ・クライネ・ナハトムジークといえばあの曲!」という冒頭は、誰もが知っていると思いますが、あの第1楽章を含め、全部で4つの楽章から成っています。
練習を始めてから、途中 旅行や用事その他(大人なので)、時々お休みしながらもマイペースで練習を続け、ついに第3楽章の最後までできました。
「次は…見て見ました?」と水を向けてみると、
「ちょっとだけ見てみました。ほんとにちょっとですよ!」
と、Hさんは第4楽章をゆっくり弾き始めました。
最初の「キリ」が半ページくらいで来るので、その辺りまでかなあ、と思ったら、まだ進んで1ページ、そこでも弾きやめず さらに1ページ。
なんと2ページも予習してあったのです。
「次のページをめくるのは面倒くさいから、ここまでです」
とは、ツンデレHさんらしい憎まれ口。
とにかくシャイで、褒められることに耐えられないのです。
「すごいじゃないですかー、こんないっぱい!」というヒバリの賞賛に耐えるHさんの精いっぱいの返し言葉は
「だって、やってこないと叱られるんですもの!」でした。www
さあ、何だかんだで ともかく最終楽章、元気なロンドです。
梅雨も明けそうだし、元気に頑張りましょう。(^∇^)