Cちゃん(小3):
今月最後のレッスン。
発表会に弾く「ソナチネ6番・ハ長調」第一楽章、指使いでずいぶん苦労しました。
音楽センスのとてもいいCちゃんなので、ともすると楽譜の指示と違うことで、なんとなく曲が弾けてしまったりすることがあります。
ポピュラー系の曲ならそれでも大丈夫な場合がありますが、クラシック、それも古典派のソナチネとなるとそうはいきません。
「ソナチネ」は純然たる器楽曲、ピアノならピアノという楽器の魅力を100パーセント表現するために作られています。
細やかな音の並び、速いスピード、何もかも、演奏者の華麗な指さばきを引き立てるためのもの。
計算されつくしたパッセージを弾くためには、1つでも指づかいをまちがえると先に進めない、あるいはミスタッチをおかす、などの不具合がかならず起こってきます。
Cちゃんの音楽センスの良さが、逆に苦労を生んだようなところもありましたが、格調高いクラシックを学ぶことができたし、早いテンポのスケールも弾けるようになったし、何より正しい指づかいを身につけることもできたし、よい機会になったと、ヒバリ先生は思います。
長い間苦労しましたが、ついにきれいな指使いで、ソナチネを最後まで弾き切ることができました!
「よしっ、できた!全部ちゃんと弾けたね!」
「やったー\(^o^)/」
Cちゃんは先生とハイタッチしました。
来週、最後のレッスンを残すのみ。
セーフで間に合いました!
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