Mちゃん(小5):
ピアノを習って3年。
今年の発表会では「エリーゼのために」を弾くことになりました。
誰もが知っている、あの切ないメロディー。
ピアノを弾く人なら、一度は弾いてみたい憧れの曲。
いつも誰かが発表会で弾いていて、「いつか自分もひいてみたいなあ」とみんなの目がハートになる「永遠のスタンダードナンバー」です。
「では、『エリーゼのために』、今年はMなのですね?!」
後からのママのLINEです。
そうです、Mちゃんです!!
「エリーゼのために」は、お姉ちゃんの大Mちゃんも何年か前にヒバリ教室の発表会で弾いたし、ママも子どもの頃に発表会で弾いたそうです。
そんなご家族の思い入れのある「エリーゼのために」。いよいよ末っ子のMちゃんにバトンが渡されますね。
「エリーゼ」の楽譜は、前に大Mちゃんが発表会で弾いた時のピアノピースがお家にあるとのことでしたが、書き込みとかもありますし、やっぱり自分だけの楽譜を持つのがいいと思ったので、新しいピカピカの曲集をあげました。
ピカピカの本をあげた日、Mちゃんはもう一つピカピカを
新しい、自分用の自転車です!
「今までは大Mちゃんのお古に乗ってたんだけどね、新しいの買ってもらったの」
「へ〜、すごいね。どれどれ、見せて」
Mちゃんが帰る時、一緒に外へ出て、新しい自転車を見せてもらいました。
「26インチなの!」
大人用の立派な自転車の横に誇らしげに立ったMちゃんの写真を撮りました。
自分だけの楽譜、自分だけの自転車。
「二番手」じゃない、「独立した個人のワタシ」なのです。
それに、ヒバリ教室では、小学生の中で最高学年のお姉さん。
Mちゃん、力いっぱい自分の個性を伸ばしてほしいです。
がんばれ!