HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

カントリーロードはアウフタクト

2019年01月30日 | 音符・楽譜・テクニック
Sちゃん (中3):
ハノン、曲( l am )などのレッスンを終わった後、残った時間で 楽典や聴音などの学習をするようにしています。
今日は 残り時間が5〜6分と少なかったので、先週と同じく「知っているメロディーを譜面に書き表す」、まずは「リズムを正確に書き表す」という課題を行いました。
これは、次の段階で「聴き取った課題を書き表す(聴音)」や耳コピにつながっていきます。

さて、今日の「リズム書き取り」には「カントリーロード」を選びました。
実は、「カントリーロード」は アウフタクト(弱起)の曲。メロディーが 第4拍から始まっています。
Sちゃんが それをちゃんと書き表せるかどうかが この課題の注目ポイントです。
エンピツを握ったSちゃん、
「♪ カントリーロ〜… アレ? カント、カントリー… アレ?」と なんども出だしを歌っては指で拍子を取って考えてる。
さあ、書けるかSちゃん。
苦心の末、書きましたよ。「1、2、3、カントリー〜」の出だし。
よしっ、4拍目から始まる、ということがちゃんとわかったのはアッパレだ。
よく考えて頑張ったのを褒めてあげよう。
ただね、アウフタクトの曲っていうのは、最初の小節を「不完全小節」で書くのだよ。
カントリーロードなら、いきなり4拍目から書く。
足りなかった3拍はどこへ行ったか?
それはね、最後の小節にある。
最後の小節は、3拍伸ばしてそこで終わり、冒頭の1拍ぶんと合わせて 初めて完全な1小節となるのです。
そうすれば、1番を歌い終わってすぐに 良いリズムで2番へ歌いつなぐことができるし、書かなくっても良かった Sちゃんオリジナル型の四分休符を3個も書いて、先生から笑われなくてもすんだのです。(爆)



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