HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

「白いブランコ」でスローバラード

2017年06月24日 | コード奏法
Nちゃん(中1):
昨日来たMちゃんと同じ中学なので、Nちゃんも期末テスト1週間前です。
コード演奏の宿題は 1曲だけ、としていました。

今日、Nちゃんがやってきたのは、ゆったりした4拍子の曲「白いブランコ」です。
スローバラードのリズムパターンを学習できるので、この曲に決めておいたのです。
スローバラードは、左手のコードを 三連符でアルペジオ風の分散和音にして弾くのが ポピュラーなスタイルです。
ドミソ、ドソミ、ドミソ、ドソミ… という感じで左手を弾き、それに右手のメロディーを乗せていきます。
Nちゃんは1コーラス目を「中央ド」をポジションとした位置で弾き、2コーラス目はそれよりも1オクターブ高い位置で弾いて変化をつけ、そして3コーラス目は中央、オクターブ上、と交互に弾いていました。
ちょっと、男性と女性の掛け合いのようにもなり、いいアイディアですね。
そうそう、それに「あの、白いブランコ〜♪」「ブランコ〜♪」みたいなリフレインフレーズも使っていたぞ。
Nちゃんさすがだね。
Bメロ(サビ)は、3コーラス目のみオクターブ奏にしてボリュームを出していたのですが、1コーラス目・2コーラス目ともサビでは変化をつけた方がいいので、出し惜しみせずに 1コーラス目の時点からブロックコードにしていこう、とアドバイスしました。
Nちゃんもすぐにブロックコードで弾くことができ、特待生の貫禄を見せてくれました。

中学生になって、定期テストなどの都合で 止むを得ず曲数をセーブしたり、ということはあっても、小学生の頃とはまたちがった 実のあるレッスンへと成長しているものだなー、と思います。


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