HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

新春レッスンはじめ・水曜日

2011年01月12日 | レッスン日記(小中高生)
水曜日の最初は Hさんのレッスンです。
「『コンコーネ』の本 買いましたけど、ぜーんぜん練習できてません!どうにも意欲が湧かなくて・・・」
というHさんですが、バロック曲集のソナタから弾いてもらうと、去年の暮れに聴いたときより 数段上手になっているのです。
表現に余裕が出て、ダイナミクスやフレージング、テンポ感なども あっと驚くほどハイレベルに。
「すごーいじゃないですか~」とベタ褒めなのですが、Hさんは
「まあ、初めの方は慣れてますからね。問題は終わりの方なんですよ。もう、ごっちゃごちゃになっちゃって」と、あくまで謙虚なのでした。
「やってない」というコンコーネの曲も、序奏の部分はちゃーんと譜読みがしてあり、なんの心配もありません。
さっそく楽しみなHさんのスタートでした。

夕方からは、M4ちゃん・Nちゃんの「保育園おひさまぐみ」コンビが続けてやってきました。
M4ちゃんには、暮れに1才のお誕生日を迎えたばかりの、妹のM5ちゃんも 去年と同じように付き添ってきています。
「M5、少しお熱あるんだよ」と、小さいお姉さんのM4ちゃんが教えてくれましたが、M5ちゃんは機嫌もよく心配なさそうです。
みんな 去年より少し大きくなって、元気な顔を見せてくれました。
M4ちゃんは「ゆうえんち」の曲を、ゆっくり弾いたり速く弾いたり、何回も繰り返して楽しみました。
左手の動きも、音符読みも、しっかり確実に実力がついてきたのがわかります。
ほんとにじょうずになったね!
テキスト、残りはあと1曲だけです。
いよいよゴールも間近に見えてきた!

Nちゃんは、クリスマスの日にあげた「ジングルベル」を、独自のやり方で両手弾きしていました。
基本的には、右手と左手を対称的に動かす、というパターンなのですが、すべてそうではありません。その動きで和音がにごってしまう部分は、ちゃんと左手を移動させて、きれいな和音になるように(無意識でしょうが)設定しているのです。
Nちゃんのセンスというか 感覚に、とても音楽的な物を感じます。
今日は、新しい本を2冊あげました。
「ひいてみるね!」
Nちゃんは、さっそく開いてひいてみます。
「音符がわかりやすいように、色をぬってみようか」と先生が提案して、色エンピツで塗りはじめたNちゃん。
前とは見違えるように、少しも迷わず すばらしい速度で次々と正しい色で音符を塗りわけていくではありませんか。
すごい! 年を越えて、一気に成長したように思いました。
今年は、もう1年生になるんだもんね。

水曜日の今日は、大学を卒業して○○十年の 一番大きい(?)生徒と、これから小学校に入る、二人の一番小さい生徒のレッスンだったわけだ!
大きい人も、小さい人も、みんなクラスメート。
今年もがんばろうね!


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