ひまわりちゃん(中1):
今年の発表会では、初めてショパンの作品を弾くことになりました。
曲はワルツNo.9「別れのワルツ」です。
甘く切なく、夢を誘うショパンの旋律…素敵に弾きたいよね。
5月のGW明けぐらいから少しずつ練習を始めて大分進んできました。
今日は曲の後半、両手共が伸びやかに跳躍する部分を弾きました。
右手は、高音部で弾くメロディと、その合いの手のように レ♭の音が投入されていく(はず)。
先生「右手、この『レ♭』の音、ほら、棒が下についてるでしょ?これは、メロディーと別のパート、ってことで、オーケストラだったら違う人が演奏するとこなんだから、そのように弾かなくちゃダメなのよ」
ひまわりちゃんが弾くと、いまいち、メロディーにつながって一本調子になってしまいます。
先生「メロディーを弾いたままの構えで弾いちゃうから『レ♭ー』もメロディーの続きみたいになっちゃうのよ。ここを弾く人は、この音を入れるタイミングを待ってるんだから、弾く一瞬前に、ほら、四分休符があるでしょ。このタイミングで、『弾くよ!』って構え、打鍵モーションの『タメ』を入れるの」
先生はお手本を弾きました。
「🎵ちゃーら〜、ハイッ!で、レ♭を入れる! 🎵ちゃーら〜、ハイッ!でレ♭を入れる!」
「わかった!バドミントンみたいに?!」
ひまわりちゃんが言いました。
ひまわりちゃんは、中学でバドミントン部に入って日々がんばっているのです。
「そう!!それよ、バドミントンよ!」
\(^o^)/我が意を得たり。
「バドミントンのサーブとかさ。打つ前に一瞬構えて、シナリみたいにタメるでしょ?そうしないとシャトルは飛ばない。」
「わかった!」
ひまわりちゃんも弾いてみました。
🎵ちゃーら〜、ハイッ!
ちゃらら らら、
🎵ちゃーら〜、ハイッ!
ちゃらら らら、
🎵ちゃーら〜、ハイッ!
ちゃらら らら〜
そうそう。
打鍵には、その前の「タメ(プレパレーション)」が とっても大切!
わかってもらえてよかったよかった。