爺々のひとりごと

毎日目にする何気ない風景そして風物詩気ままに書き綴っていきたいな

師走の恒例行事

2017年12月23日 | 日記

冬至ふゆなかふゆはじめ と言われこれから寒くなるのだ 先人は 上手いこと言います
冬至用のこんにゃく お正月のしめ飾りを作ったいつものように報道係り
こんにゃくとしめ飾りに二班に分かれ同時進行
しめ飾り師匠の指図で進む 藁で縄を編み込むまさにゴッドハンド藁も背丈が高い専用藁もこの日のため栽培してくれる

                 
                               三人でよりあげます

                 
                      よりあげ後きれいに刈り上げますまさに散髪

真ん中にダイダイの実代々繁栄するようにとのこと
紙垂も四か所に下げます

                 
                                出来上がり

飾り付け関東では 向かって右側が太い部分で飾り付け(写真の通り)
出雲大社 伊勢神宮は 逆だそうです
一夜飾りは 忌嫌うので三十日から前に飾り付けします 我が家は 三十日

冬至は 柚子湯に入りこんにゃく かぼちゃを食べる
柚子湯は 運を呼び込む前に体を清める また融通(ゆず)が利くからとも言われる
こんにゃくは 砂下しとも言われ一年間に体内で溜まった砂を下ろすため
かぼちゃは 野菜類が少ないこの時期ビタミンが含まれるかぼちゃを食べる なんと利に叶った知恵だ
こんにゃく例年仲間が持ち寄る 私のは ご紹介したとおり珍しいという花が咲き使えず来年以降利用できるかも

                 
                               6kg近くあります

水洗いして皮を剥いて細かく切り刻みます 一人前0.5kgがレシピ 1kg二人前ジューサーにかけます

                 

それを4Lのお湯の中へとろ火で撹拌しコンニャク色に変わると炭酸ナトリウムを入れ練り上げます

                

それを型に入れて完了

                
                                 二人前


                
                        あく抜きして早速刺身コンニャクで                

手作りコンニャクしめ飾り作り仲間との共同作業楽しい一日となりました
なんと言っても手作りコンニャクの良さは 柔らかく味がよくしみこむこと 素朴な形と温かみのある味は 最高です
しめ飾りも専用藁を使いますので長めに出来上がり格好がよくただ今年は 八月の日照不足天日干しがうまく行かず青味がたりなかったよう
さあこうしてしめ飾りも完了
残る我が家の伝統餅づくり九の日一夜餅は 避けるので例年二十八日に行います 
恥ずかしながらまたまたリポートさせて頂きます昔ながらのせいろそしてお湯沸かし絶滅種危惧光景です