自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

キタキチョウ,冬眠中

2013-01-11 | 日記

1月11日(金)。晴れ。

勤務施設で敷地内の管理のしごとをしました。剪定やら溝掃除やら,リュウノヒゲの植栽やらです。リュウノヒゲは,一昨日の日記で触れたものの残りを持ち込んで,遊び広場の土止めとして植えたのです。

こういう作業をしていると,ふしぎにいつもご褒美のような感じでハッピーな体験ができます。今日は,冬眠中のキタキチョウに出合ったのです。溝に溜まった土や枯葉を集めていて,ふと足元を見ると,キタキチョウがいました。もう,びっくり! これだけの厳冬期に,キタキチョウを見かけたのは初めてです。

チョウは冬眠中でからだがほとんど動きません。申し訳ないことをしました。ただ知らないでこうなったわけで,クローズアップ写真を撮ってからどこかにそっと置いてやろうと思っています。

どこにいたか,それは断定できませんが,予想では溝脇にあるツゲの茂みではないかと思われます(下写真の左側)。溝に枝が伸びていたので,剪定した際に,たまたまその枝を切ってしまったのでしょう。

振り返ってみれば,昨秋,すぐ脇の畑でキタキチョウが数体かたまって吸水行動をしていました。こんなことともつながりがあって,今,ここで越冬していたのかもしれません。

予期せぬよき出合いとなりました。