1月27日(日)。晴れ。午前中,味噌作りの手伝いをしました。
隣り町に,味噌を作る公的な施設があります。大きなしっかりとした設備が整っているところです。地域の希望者は5人で組を組んで,そこで味噌作りができるのです。年間65組が使用するとか。年間といっても,冬を中心に最盛期があります。数からすると,ずいぶん繁盛しているようです。材料の大豆は地元産ですから,これはもう安全そのものです。
味噌作りにはコツが必要です。長年,そこで指導をしておられる方があって,その方の指示に従って作ると失敗はないというわけです。
さて味噌作りといっても,一日でできるわけではありません。米を洗って,麹菌を付けて,大豆を蒸して,それを塩と混ぜて,そうしてミキサーにかけて,……。三日がかりです。
わたしは今日,大豆と米と塩を混ぜるところから分担しました。 大きな桶を使い,一時的にせよ,力のいるしごとになりました。混ぜた後,ミキサーにかけて練り合わせます。これを見ていて,子どもの頃がよみがえってきました。母が家で手回しのミキサーで同じ作業をしていたことを思い出したのです。懐かしい懐かしい場面です。
ミキサーの穴から出てきた材料を団子状にして,今度は味噌桶に詰め込んでいきます。そうして出来上がり!
このまま10月まで寝かせて,やっと味噌として使えるのです。今使っている味噌も一年前,こうして仕込んだものです。
(注)写真は本文には関係ありません。