1月23日(水)。朝,庭のマンサクをふと見ました。すると,黄色のものがポッ,ポッと付いているのが目に入りました。花が咲きかけたのです。大急ぎで傍に寄っていきました。そうして写真に収めました。出勤時のあわただしい時間帯のこと。早春の匂いが漂ってきて,気持ちがスキッとしました。
実は,先日見たとき蕾が膨らみ始めていたので,開花間近だな思い,この瞬間をとてもたのしみに待っていたのです。
春を告げて他の花に先駆けまず咲く,つまり“まんず咲く”といわれることから名づけられたというこの花。漢字は「万作」,あるいは「満作」。なんとおめでたい文字を持った木でしょうか。もちろん,人間が勝手に付けたにすぎないのですが,それだけ人間の生活に結びついた木でもあるという印です。
この花については,本ブログで毎年のように取り上げています。花を訪れる昆虫も取り上げてきました。さて,今年はどんな昆虫を目撃できるか,わくわくして待つことにしましょう。
北国の春はまだまだです。一足早いわたしたちの春。厳寒期ではありますが,日照時間の変化を敏感に感じとってか,マンサクが早々と春を届けてくれたのでした。