自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

マンサク,今(55)

2018-04-04 | マンサク

本シリーズで既に取り上げたチュウレンジバチにまた出合いました。今度は受粉に貢献している様子が撮れました。

からだに付いた花粉が印象的です。とりわけ頭部と触覚,前脚に集中しています。 

 

花の奥に頭を突っ込み,好物を口にするのに余念がありません。このとき,頭部は柱頭に触れています。

 

もっと近づいて撮りました。花粉が一粒一粒大きく見えます。複眼の中の個眼も確認できます。これはまさに,花と昆虫とのかかわりの物語そのものです。 

 

こうした,いわば動的な生態を撮るのは魅力たっぷりですね。 

 


2018,ジャガイモ実生栽培記(1)

2018-04-04 | ジャガイモ

例年行っているジャガイモの実生栽培を今年も実施中です。種子は昨年採ったもので,播種はつい一週間前。ポット植えにしました。今日,様子を見てびっくり! もう発芽済みだったのです。覆いをしていたので,徒長しています。色も黄色気味。

今年は露地栽培をしないで,実験に使うつもりです。あれもこれもやっていたら,生活が刺激的でありながらも手が回らない恐れが出て来ました。中途半端を繰り返すことがよくあるので,自分としては要注意です。

今日(4月4日現在)の様子を写真でアップしておきます。

まるでモヤシです。ほんとうに!

 

 

すこし光が当たっていたらこんなふうに緑が。 

 

 

長さ、生長ぶりは多少はちがっています。

 

 

うんと近寄って撮った一枚。根毛がよくわかります。 

 

 

さて,どんな実験をするか,思案中です。 

 


春,虫の目写真(6) ~カタクリ(続)~

2018-04-04 | 生物

曇りの空で咲くカタクリは色彩としては今一つの印象があります。 しかし,気品のある姿は天気によらず素敵です。

観察路をここを訪ねた人が行きます。

 

花弁の反り具合がスゴイ,のひとことに尽きます。 

 

大群落を背景に,三つの花を写し込みました。 

 

地面から見上げるようにして撮ると,手前の花が上に写ります。 

 

 

茎の曲がり具合がやさしく見えます。ふしぎな花です。見事な姿です。 

 

極上のひとときを過ごせました。