自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

超接写 ~モンシロチョウの孵化(続)~

2018-04-19 | モンシロチョウ

「生まれる」という生物的事実には、ほんとうに理屈抜きのすごさがあります。どんな小さないのちも、生き物数億年のいのちを引き継いでいることを思うと、見ることでさえいい加減な気持ちになれません。しっかり向き合わなくちゃ、という感じなのです。

透き通ったからだに宿るいのちのふしぎは、いくら考えてもふしぎだらけ。カプセルから出るタイミングをどう計っているのだろう、穴の大きさはこれでいいとどうやって判断するのだろう、判断を司る司令塔はどこにあるのだろう、……、こんなことを考えていくと際限がありません。 

 

出た後、Uターンせよというシグナルはどうやって発せられて、どんな神経系を通して行動へとつながっていくのだろう、そんなふしぎがいくらでも浮かんできます。

 

思いっ切り近づいてみるとおもしろいだろうなと思いつつ、 そうしてみることに。卵の高さが1mm。肉眼では識別できない世界の出来事です。

 

初めて見る世界に、すごさが光ります。 

 

「ほっ、ほーっ!」の世界です。 

 


アゲハの産付卵,今季初めて

2018-04-19 | アゲハ(ナミアゲハ)

4月15日(日)。家のスダチを見ていると,ふと目に入ったのが一粒の卵。それは小枝に産付されたアゲハの卵でした。

 

産み付けられてから日が経っている様子。

 

もっと見つからないかと探すと,今度は新芽にポツンと一つ。 

 

アゲハが産卵場所と心得て訪れたのです。

アゲハの卵の初見日となりました。今年はどんな出合いがあるか,たのしみにしておきましょう。