自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ドウダンツツジとコツバメ

2018-04-17 | 昆虫と花

公園にて。生垣のドウダンツツジが満開です。壺状の真っ白な花が吊り下がり,愛らしい風景が目をたのしませてくれます。上品さはなかなかのものです。

そこにハチ類がたくさん訪れて賑やかな風景を醸し出しています。その中にいたのがコツバメです。小さなからだながら,白い花に黒っぽい翅色の組み合わせは一目でわかります。口吻が伸びているのは確認できませんが,この花に関心があるのは確か。

 

近寄って一枚。

 

写真に撮っているうちに舞い上がりました。おもしろいことに,また近くに戻って来たのです。

 

「よしよし」と思っていると,また舞い上がり,またまた近くに舞い戻って来ました。これはもう,関心がありありです。

 

このときはこれ以上のお付き合いはしませんでしたが,なかなか印象的な光景を目撃できたのでした。コツバメには迷惑な訪問者だったかもしれません。 

 


ジャコウアゲハ観察記(その374)

2018-04-17 | ジャコウアゲハ

4月15日(日)。晴れ。

庭のウマノスズクサが伸びて来ました。

 

もうすぐジャコウアゲハが現れるだろうと思っていた矢先,今日,花壇の葉にとまっているオスを見かけました。今季の初見になります。

 

近くで羽化したのでしょう。からだが整うのをじっと待っている感じです。

 

と思った瞬間,パッと舞い上がりました。態勢は十分に整っていたようです。ジャコウアゲハの季節になりました。庭では羽化が続きます。 

 


舞い降りたトラフシジミ

2018-04-17 | 昆虫

公園で自然観察中のこと。目の前のタンポポにトラフシジミが舞い降りました。突然のことでびっくり。

大急ぎで撮影。蜜を吸うのかなと思ったのですが,どうもその気でもないらしいのです。

 

一旦花の下に回りかけました。

 

その後,また元の位置に戻って来て……。翅を広げました。

 

すぐに閉じて……。

 

そうして,去って行きました。いたってあっさりした出合い,ひとときの目撃ではありましたが,公園に生息していることが初めてわかりました。これも貴重な資料です。次は幼虫にお目にかかりたいものです。