自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

サクラの花と昆虫たち(4)

2018-04-12 | 昆虫と花

公園で咲くヤマザクラの花を見ていて,「ほ,ほーっ!」と思ったのが昆虫の多さのこと。高い枝に咲いている花なので,写真はほとんど撮れませんでしたが,とにかくびっくり。ビロウドツリアブまでが吸蜜に来ていたのですから。その写真が撮れなかったのは残念。

 

この分だと,時間さえあればほんとうにいろんな昆虫を確認できることになるはず。少ない写真からいくつかをご紹介します。

前回,オドリバエかもしれないとしたハエがいちばん目立ちました。小さいのに目立つとは? 一つの花に多い例で4匹もいました。上写真でも雰囲気がお伝えできるでしょう。

 

 

頭上高く咲く花に,セイヨウミツバチがやって来ていました。背伸びをするようにしてなんとか撮りました。花粉を食べている様子がなんとかキャッチできて,ほっ!

 

 

別の花に,別の個体が飛来。

 

 

目指した花に着地。その花も高いところに位置します。

 

 

改めてヤマザクラの姿の美しさを感じました。清楚だなあという印象です。それが若葉と同居した格好で咲くのです。そして昆虫たちを上手に惹きつけます。魅力的な木です。  

 


ホトケノザとキタキチョウと

2018-04-12 | 昆虫と花

花を観察中にキタキチョウが飛来。そのままとまったところを,近づきながら撮影したものです。口吻が曲線を描いて花に届いています。吻先を入れようとしているところです。

 

こうなると,もう吻先が蜜源に届いているでしょう。翅は相当に傷んでいます。冬を越して今に至るまでに,いろんな事態に遭遇したようです。お腹が空いているのでしょう,ごちそうを口にしてハッピーそうです。 

 

ホトケノザの花とキタキチョウの組み合わせはよく見られる程でもありませんが,目撃例としてはあります。めずらしいといえば,そうなのかもしれません。キタキチョウの出現が少ない時期だと,ホトケノザの花が咲いていても見かけにくいのです。この日はラッキーでした。