もう一つの戦慄だったのは、津波直後からの火災でした。
私が避難した志津川小学校の一つ向こう側の山際から発生した火事、...とは言うものの状況は分からず、
迫り来る煙で不安は増すばかりの一晩でもありました、
写真は朝の5時50分ごろの状況ですが、一向に衰えない火勢に凄く”掻き乱れる”思いの自分でした。
”呆然とただずみ” 為す術(なすすべ)もない...ひ弱さに自然の驚異を思い知らされました
下の写真は志津川小学校校庭からです、目を凝らしてみると人の動きが感じられました、
もしかすると...”助けに来てくれた”人たちと...気持ち「躍りました」
生きた証なのかな、...避難所では
近しくなかった誰れもが、抱き合い背を叩き”無事と安堵の姿は、まるで外国映画のシーン様でした。
その光景を直面し、
人間って何もかにもが、無の気持ちになると...”感情を素直に表現できる”ものだと思いました。
南三陸 志津川小学校校庭から