「ぎゃあああああっ
」
いきなりで悪いんだが、俺とけんちゃんは、タコ壺保健室のガラス戸を開けるなり悲鳴をあげた。
「なんなんだ、この不気味な物体はっ
」
ウルトラマンシリーズにでも出てきそうな、人の背丈ほどくらいもある宇宙植物怪獣のようなものが、でんっと置いてあった。
「まさかこれは…」
けんちゃんがつぶやく。
「そうだそうだ、そのまさかだ」
奥から顔を出したのは、大学の園芸学部の中島教授だ。
「パフィオ・ペディルム・ペンダントグッズだ」
「ぎええええ、気持ち悪っ
」
「私の愛する小百合に何を言うか」
さ、小百合って…、
「あ~~熊田小百合か~。どうみても吉永小百合ではなかろ~がっ
」
俺は、保健室のガラス戸をピシャリと閉めて外に逃げだしてしまった。
中から、
「熊田小百合って誰だ?」
「ブタゴリラのお母さんだよ」
「なんだそれは」
という声が聞こえてきた。
「あ~気持ち悪いあ~気持ち悪い、何であんなのがあるんだ~」
俺とけんちゃんは、あまりの衝撃に腰を抜かしてへたりこんでしまった。
だから、つづく

いきなりで悪いんだが、俺とけんちゃんは、タコ壺保健室のガラス戸を開けるなり悲鳴をあげた。
「なんなんだ、この不気味な物体はっ

ウルトラマンシリーズにでも出てきそうな、人の背丈ほどくらいもある宇宙植物怪獣のようなものが、でんっと置いてあった。
「まさかこれは…」
けんちゃんがつぶやく。
「そうだそうだ、そのまさかだ」
奥から顔を出したのは、大学の園芸学部の中島教授だ。
「パフィオ・ペディルム・ペンダントグッズだ」
「ぎええええ、気持ち悪っ

「私の愛する小百合に何を言うか」
さ、小百合って…、
「あ~~熊田小百合か~。どうみても吉永小百合ではなかろ~がっ

俺は、保健室のガラス戸をピシャリと閉めて外に逃げだしてしまった。
中から、
「熊田小百合って誰だ?」
「ブタゴリラのお母さんだよ」
「なんだそれは」
という声が聞こえてきた。
「あ~気持ち悪いあ~気持ち悪い、何であんなのがあるんだ~」
俺とけんちゃんは、あまりの衝撃に腰を抜かしてへたりこんでしまった。
だから、つづく