ササユリが終わり、ズバメが熟し始めました。
家の二階にでは、カイコを育てていました。
毎日、桑の葉を採って来るのは、祖母や母の仕事。
桑畑がある訳ではなく、段々田んぼの畔の石垣の所に
桑の木が植えてあって、桑の葉を採るには、何枚もの田んぼの畔を
まわって、集めて来なくてはなりません。
大人は大変な仕事でしたが子供たちは、今の時期
学校の帰り道と言っても、片道4キロ、高低差300メートル
ミチクサをするには、少し長い距離でしたが
田んぼの土手の桑の木によじ登って、桑の実を採って食べ
沢山あって食べきれないので、弁当箱に詰めて
家まで持って帰ったものでした。
村には、お菓子屋さんなど ありませんから、ズバメは
絶好のおやつ代わりでした。
イワナシやキイチゴは、美味しくても沢山は採れないので
唇までムラサキにして食べるズバメは最高でした。
今日も5時から草刈
刈った草もブロワで飛ばして、掃除。