昨日は朝大変寒くお寺の水道管が凍ってしまい水は区長の家から
バケツリレーで運ぶ状態でしたが、
そんな寒さの中、北谷子供の村小学校の児童たち50名が元気よく
谷へ登って来ました。
子供たちと村人が種まきから植え付け、収穫まで
共同で行った、「又兵衛草」一般には「カマシ」「シコクビエ」とも言います。
「又兵衛草」の種を炒って石臼で挽いて粉にして、砂糖と混ぜておチラシにしたり、
栃餅をついたり、オハギをつくったり、上の写真は、炒るったクルミを石臼の上で割って 中の実を取り出しているところですが、
これは、「股部草」をお寺の大きな囲炉裏を囲んで
炒っているところです。
「又兵衛草班」。「栃餅、オハギ班」。「くるみ割り班」。に分かれて
村人たちに教わりながら、自分たちでも工夫をして作業をしていました。
1年生から6年生までいるので、熱心にノートに取っている子もいました。
88歳のおばあちゃんが石臼を回しています。
今は大変少なくなってしまいましたが、村人が採取してあった
「カヤの実」を炒って皮を剥いている所です。
栃餅はモチ米に栃の実を混ぜてあるので普通の餅付きよりは
硬くて付きにくいのですが、こどもの村小学校の子たちは
学校でも、何度か体験しているとの事で、大変上手についていました。
女の子も見事でしたよ。
付きあがった餅を丸めてきな粉をまぶしています。
小さい子でも、真剣に頑張って石臼を回しています。
3時間かけて出来上がりました。
勝山市農協の人からは、奥越の地域野菜について説明がありました。
自分たちがかかわって作った「又兵衛草」のおチラシ、
栃餅、牡丹餅」、「クルミ、カヤの実」はみんな美味しいと言って食べていました。
食事のあと、村の昔の子供たちの暮らし、店では、どういう物を売っていたのかとか
聞いていました。
今日おばあちゃんたちが出してくれた「沢庵」は大変美味しかった、
私たちが学校で作った沢庵は上手に出来なかったので、
教えて欲しいと言われ、それなら、
改めて谷に来れば教えてあげようと、話がまとまりました。
谷村のおばあちゃんたちにとっても、この子供たちとの
触れ合いは、生きがいであり、元気の源と言えるでしょう。
こどもたちにとっても、この山村でしか体験出来ない事が沢山あることでしょう。
26日のコミニティーセンターから見た谷峠、護摩堂山。
平成28年度分の給与所得の源泉徴収票を支払った人の現住所の
ある役所へ持って行くようにと、勝山市の係りの人に言われたので
昨日は、大野市役所へ、建物も立派でしたが
対応もとても親切でほっとしました。
次に永平寺町役場へと思って、旧永平寺役場へいったのですが
ここは支所で、本庁は旧松岡役場との事でしたが、
電話で松岡へ問い合わせて、受付を頂く事が出来ました。
永平寺町というからには、本庁は永平寺にあると
思っていた私が、浅はかでした。
27日は、福井市役所へ。福井市役所も、
駐車場へ停めてから30分以内で済ます事が出来ました。
大野、永平寺、福井市役所に感謝。
これは、23日の朝、70センチの積雪の時のものです。
明日、土曜日は天気も良くなりそうですし、お寺の雪かきをするというので
晩までには、谷に戻ります。
谷の家からはブログが発信出来ないのでしばらく
休むかもしれません。悪しからず。