クマくんの 写真を 公開します。これは9月21日、24日、26日、29日、10月1日。 5日間に わたって撮った貴重な 写真です。 猪の様な 新参者と 違って 白山山系には 人間よりも 先に クマが 住んでいたところです。 開発が進んで どんどんクマの 生息範囲が 狭められ 餌となる 木の実のなる木も 杉の 乱植によって 少なくなって来ました。 クマ事態の頭数も 減って来ています。 私が子供の頃は、クマを この目で見た事は 有りませんでした。 初めてクマをみたのは、昭和50年頃、春に 山菜を採りに山に入って 子連れの クマと 山の尾根で はち合わせを しそうに なった時でした。 私の方が 先に 尾根に上がると 反対側から クマが 登って来るところでした。 少し タイミングが ずれていたので 人の気配を 感じたクマは 登って来るのを やめて 下の方へと 降りて行きました。尾根の反対がわ どうしでは 風向きが 悪くて 人間の 匂いを かぎ分けられなかったから だと 思いますが 襲って くる前に 普通は クマが 人間を 避けて行きます。 後2回は、これも 春先ですが イワナを釣りに 渓流に 入っていて 対岸に 水を飲みに 降りて来たクマに 逢いました。 でも 川を 渡って 向かって 来たりはしません。 いずれも 冬眠から 覚めた 春先の 出来事で 秋には 逢ったことが 有りませんでした。 写真は 5回とも クルミを 食べに 大きな クルミの木に 登っているものです。 クマは クルミを 1個ずつしか 食べられません。 枝の 皮を 剥いでそれから 鋭い牙で へし折って終います。 その 枝が 木から 下に 落ちてしまわない様 剥が無かった 皮が残っていて 枝は ぶら下がった 状態に なっています。 >頭を 下にして さかさになって 口の 届くところは 口で ほおばって 安定した クマ床に 持って来て 丁寧に しぶかわを 牙で 回しながら むいて行きます。 堅い 鬼皮ごと ガリガリと 大きな 音を立てて 噛み砕いて 食べます。 1個食べ終わるのに 1分近くかかります。 1時間 一生懸命食べても 60個ぐらいしか 食べられません。 3時間程 食べ続けると 疲れるのか 木の上で 目を 閉じて 眠って終います。 聞こえる ぐらいの声で もう帰りなさいと 言っても 寝たままです。 30分ぐらい 休むと 又 食べ始めます。 冬眠前に 栄養を 蓄えなければいけない クマの 努力には 頭が下がります。 国道157号線から 下には クマが 降りて いかなにくても よいだけの 食べ物が 有れば いいのです。 無理に 木の実のなる木を 植えると いうよりも 昔の様な 自然の 姿に 山を 戻してやる事が クマ対策の 基本ではと 思います。 前にも 書きましたが、 クマも 人間も 共に 生きられる 環境こそ 人間にとっても いい環境と 言えると
思います。もし クマが 口を 聞けたなら 人間だけの 物差しで はかるなと 言うのでは と思います。私は 仙人ですから ブレナイ クマくんの 味方を します。
思います。もし クマが 口を 聞けたなら 人間だけの 物差しで はかるなと 言うのでは と思います。私は 仙人ですから ブレナイ クマくんの 味方を します。
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