我がいとしきピグモンを殺害した凶暴な、、、、それはレッドキングか。
マメ科の緑肥作物、ネマキング。 ネマトーダを駆除する効果があるとか。
この畑は3年前にKcl値でpH4.1だったものを理想とされる5.6にしようと大量の苦土石灰を投入した畑だ。
pHも塩基飽和度も理想的な値にはなったものの、いざユリを作ってみると根張りが悪く 、生育は不ぞろい、葉色も悪く、、、いわゆる土を壊してしまったので緑肥を作って休むことにしたのだ。
科学的にバランスの取れた土は様々な条件に敏感に反射してしまうようだ。
露地栽培においては、土壌水分をはじめとする条件は日々刻々と変わる。
ある程度緩慢な反応の土のほうが、変わる条件を穏やかに受け止めて良い結果を生むような気がする。
入れてしまった成分は簡単には取り返せない。一度植物に吸わせて有機体に変えて穏やかに還元させる。
そんな成果を狙っての緑肥栽培。 3か所石灰投入をした畑があるが、一か所は2年間ウルイ苗を育てて吸ってもらう。
もう1箇所、今年もカサブランカを作ったがやっぱりボリュームが出ていない。
このところ、極端な気象変化が続いている。 穏やかに受け止めるような土づくりが必要なのかも。
それにしても、ふつう1m位にしかならないネマキングがゆうに2mは越えている。
科学的にバランスの取れた土は根張りの良い植物にはこれほど効果があるものなのか。
もうすぐこの2反5畝の畑は黄色の花畑になる。
台風は近畿地方に大きな被害をもたらして去った。もう少し穏やかな気候にはならないもんですかねぇ。