ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

輪作のすすめ

2011年11月27日 | 発信

 地飽きる、いや地、連作障害。 正体は何?

有害な菌が徐々に繁殖して、だんだん障害が多くなる。?

特定の成分が吸い尽くされて土のバランスが悪くなってだんだん出来が悪くなる?

両方か?

対処策としては、土壌消毒。ある程度の減菌。

完熟たい肥を投入して有用微生物を繁殖させて対抗する。減った微量要素も同時に入る。

そんなのずっとやり続けている。

 ウルイを作り始めた時に動機を人に聞かれた。

もちろん、冬の作目として急成長していたウルイ。もう一つの目的、輪作作目として優れた品目だと思ったからだ。

2年間黒マルチの下で土を休ませる。同時に雑草も抑制する。

同じユリ科であることは若干気にはなるが、多分関係ないだろう。

ユリを作り続けた土はほとんどがカリ過剰になっている。葉物はカリをよく吸ってくれると誰かから聞いた。

緑肥も良いがこちらのほうが営利品目だ。

 今年8月から10月前半までの我が家のゆりはよくボリュームが出た。

要因は、有機センター堆肥とか、芽伸ばしが丁寧だったとか、いろいろ考えられるが、一番の要因は芍薬の跡地でユリに対して新しい土だったことが考えられる。

最近、畑は借りやすくなっていて余裕がある、ウルイや芍薬、緑肥作物など、計画的な輪作で畑を休ませようと思う。

日曜にいい天気。晴れの少ない秋、とにかくうちに入れようと、暗くなるまでかかってウルイ掘りを終わらせた。

葉がすっかりしなびて、株が完熟した状態で掘りあがった。

シルバーさんの応援とみんなが1日で終わらせようと頑張ったおかげで終わった。

それと、長患いから将吾が復帰した。  お帰り  将吾。

 

ランキングに参加しています。皆さんの応援をよろしく。
にほんブログ村 花ブログ 花農家・花き市場へポチッと一回クリックしてね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする