ウルイは7ベッド目。ようやく思ったようなものが取れるようになった。
毎年失敗続きではあるのだがこの収穫の終った4ベッド目は、中心部の株が茹った状態で腐ってしまった。
シートをすべてはいで電熱線を点検してみると中心部の線が混みすぎている。
温度の上がらない端の部分は密にし、中心部分は疎にするのだがセオリーが徹底していなかったし、センサーの位置も端すぎた。
大事なのは理論的にやるべき決まりをしっかりやること、それだけでいいのについ気配りが足らずに徹底できない。
1~4ベッドは早掘り促成冷蔵。これが極端に細かった。
秋の気温低下が足らずに芽の充実が遅かったのが原因だが、早く肥え切れさせて株の充実を早めるような追肥の使い方があるのではないだろうか?
去年は冷蔵が足らずに発芽本数が少なくて失敗だった。
5ベッド目からは普通掘りで冷蔵処理をした作型。驚くほど太い芽にはなったが部分的の温度の上がったと思われるところがある。
7ベッド目からは設定温度を少し下げて温度の一番上がるところを温度の中心にしたところ驚くほどボリュームが出てきた。
9ベッド目からは雪中貯蔵株。芽の充実には一番適した冷蔵方法だ。
今日伏せ変えたのは通算12ベッド目。電熱線のセットをすべてやり直した。
このベッドの収穫からきっと完璧になるのではないだろうか。と言っているうちに春が来る。
ますます奥が深いですね。
最近、箱犬。なんとなくウルイのベッドに似てないかい?