冬に菜の花。
実はオータムポエム(アスパラ菜)。アスパラガスと同じような甘みのある菜っ葉だ。
恒例、ウルイ出荷組合の圃場巡回。今回は初めて訪ねる農家のハウスが多かった。
晴れ間のほとんど無いこの時期はハウス内温度もなかなか上がらない。
葉色を出すために空中暖房を電熱線でする新技術。融雪に井戸水を頭から散布できるハウスでもこの時期はやはり寒い。
そのうえ、冷蔵株から自然冷蔵へに切り替え時期なのか、冷蔵不足な感じの圃場が多かった。
夏はコメ農家、花農家、ナス農家、、、いろいろな農家が冬になると商売替えをする。
しかも複数の品目を作る農家が多い。冬季園芸品目はオリンピックのようだ。
タラの芽、ウルイ、八色菜、オータムポエム、促成アスパラガス、、、そしてこれが今一気に増えているフキノトウだ。
昔は暗かった雪国の冬だが、春を先取りしたものを作るようになってからはみんなの顔色も何となく明るい。
農家ってのは何を学んでも自分流を貫くタイプが多い。
自分流で失敗しないためにはできるだけ参加して見聞を広める。
参加することに意味は極めて大きい。そして楽しい。
これは我が家(花農家)のウルイ。新しいベッドもまた太いのがゾクッと出てきた。
だいぶ失敗しないようになった。