ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

マルイは全部駅の前

2017年03月11日 | 発信

駅前通りの脇にスーパーマルイが進出して来てから2年?、、3年?

こんなへんぴな町に大型スーパーが来たらみんな潰れちゃうと思っただろうけど、すでに商店街はシャッター通り、街中は空洞化と過疎、限界本町などと揶揄されていたものだからむしろ救世主的な扱いだった。

心配と裏腹に結構流行ってます。

もっと心配されていた駅前のAコープも結構お客さんが入っているように見える。

やはり相対的な人の流れが帰ってくることは、相乗効果があるんですねぇ。

スーパーが出来た年に店長さんと飲む機会があって、「  店で花は売れないでしょう? 」

と、ぶしつけな質問をしてみたところ、「 全く売れないんです 」 と、思った通りの答えが返ってきた。

そこで 「 かくかくしかじか、、、、ここはユリの大産地で、、、、」と、利いた風な講釈をしたのを覚えている。

今年もまた飲む機会があって、「 地場産コーナーに地元特産品であるユリの花を置いてもらえないか 」 と来た。

来たか、、、、

たしかにJA直売所でも国道沿いの農家直売所でもユリは大変売れている。

でもねぇ、、、買うお客さんは旧町外の人がほとんどで、この町の人はあまりに花が身近すぎて、、、、

実際、Aコープのインショップに仲間がユリを置いてみたがまったく売れずにすぐ撤退した例もある。

とは言え、地元に買ってもらえてこそ地場産業。

「 やったろうじゃないか 」 と手続きと契約は完了した。

直売で売れるようになるにはそれなりに時間がかかる。並べればすぐに売れると言うものではない。

JA直売所でも売れるようになるまでにはかなりのお持ち帰りを経験している。

ずっと品物がある、顔や名前を覚えてもらう、その後にようやく評価してもらえるのが直売なのだ。

まずは自分の売り場を確保することがスタートなのだ。

なので、まず手始めに雪下にんじんと安納芋を並べ始めました。

はたして町内で売れるか、顔と名前はそれなりにおなじみなのだが。

 

てことで、雪下にんじん第2段の除雪を始めた。

せっかく出始めた畑に80センチの新雪。

借り物のチッコイ除雪車で畑を傷めないようにっと。

硬いところが全くないので除雪車が潜ってスタック寸前ながら、何とか新雪分だけ除雪完了。

オーガのスウィングがあればもっと平らに除雪できたであろうが、それでもヤンマー君大活躍でした。

今日の市報にまた載ってしまった。

今回のテーマは 「 雪と暮らし 雪を活かす 」

「 雪国で生まれ 雪国で育ち 雪国で生きていく 」

雪原でニンジン持った親父がニカッと笑う、、、テーマに沿ってはいるがやっぱり絵になってない。

犬が人を噛んでもニュースにならないが、人が犬を噛めばニュースになる。

最近花屋としては全く注目されないけど、、、、、変なところで、、、、

 

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コメント
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