ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

暑気払い

2012年09月05日 | 発信

 

雨が挟まるようになったものの一向に暑さが収まらない、、、魚沼です。

暑さと忙しさと、毎朝畑で食べるトマトのおかげか??4キロのダイエットに成功。腹回りが楽になった。

ズボンは1サイズゆるくなったししゃがむのが楽になった。4キロ肉を買えば?  食えないほどあるのだ。

先週は5回の会議会合、そのうち4回が暑気払い付。さすがにバテた。

さらに採花が1週間も早まった品種もあって5種類が最盛期。今まで経験のなかった、、、実労20時間の日もあった。

これだけ暑気払いをしても(しすぎ?)暑さがはらえない。でも雨乞いにはなったようだ。

先週のトピックス。初めて稲作の圃場巡回に参加した。

コシイブキから稲刈りが始まっている。

出穂後、積算温度1000度で刈り取り適期になる。アメダスデータをもとにするとあれこれ。

落水のタイミングはこうで、、、こうすると整粒歩合が上がったり下がったり、、、、

稲作は思った以上にシステマチックで、きちんとした方程式がある。目から鱗だった。

稲作農家と言っても今は複合営農家が多く、我々の冬作との兼ね合いで知っている顔が多い。

先週4回の暑気払い中3回は一緒だったような顔も大勢。なんだかんだ狭い世界なのだ。

 この度完成した新しい米倉庫。日本一、いや世界一の食味を誇る魚沼のコシヒカリ。さらにその中のSS規格、SA規格米が雪室による一定の湿度と低温で保管される。

ここまでの投資を過剰投資かと危ぶむ人もいるが、、、

もともと、なぜ魚沼が花産地になったのだろうか?

ここは人が住むには?と思うほど雪が降る。耕地も狭く農業を生業とするには?の付く土地だ。

なので一番付加価値の高い 花 を最初から選んだ地域なのだ。

ただし、水が良く、夜昼の温度差があって、空中湿度が高い気候は品目品種を選べば信じられないほど高品質のものが生産できる。

すべての農産物がブランド志向に走る。これしかないのかもしれない。

 

 

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