凍ったような風が吹いているものの山の上の村は青空だ。
晴れるとつい畑に出たくなるのは百姓のサガだ。
忘れていた雪降り前のひと仕事。越冬人参にネズミ除けを撒いていなかった。
撒いたのは唐辛子エキスをまぶした粒。つまり農薬ではなくて刺激臭でネズミを避けるもの。
実際マスクとゴーグルをつけて撒きます。でないと涙、鼻水、咳、、、、すごい刺激臭だ。
晴れているうちにもうひと稼ぎで雪囲い。珍しく初雪前に終わらせた。
ウルイの株の整理も終了。これだけの株が冬の間の飯の種になる。
積もった雪をのけてからハウスに運び込むので道路沿いに並べて積んでおく。
で、本日初出荷。丸々一年冷蔵庫で凍らせていた株もわずか3週間で飯の種に。
出荷はほんの少しだがまずまずの出来だ。
出荷を終わらせてからちょいと裏山に。
この獣道は毎年熊の糞に遭遇するところ、、、、
もう終わったかなぁと思ったら高い所に。
ヒラタケだ。冬のキノコは下よりも上を見た方が出てるかも。
でも1株だけちゃんと待っていてくれた。
春以来の頂上の応神様、村を見守る神様だ。
頂上付近の雑木の枝にはカマキリの卵が、、、、高い位置だなぁ。また大雪かも、、、
いつものように参道の左側を登って右側を下る。
下りでは残念ながら採り頃を過ぎたキノコばかり。もう少し早く来ていれば、、、、
空はもう完全に冬の色だ。
今日の収穫はこれくらい。
当然キノコ汁と、初物のウルイ。
初物を食う時は東を向いて微笑むのが習わし。
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