ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

東京特許局

2016年06月03日 | 発信

二日酔いの朝でも3時半ごろになると裏の山から 「 トーキョートッキョキョク 」 とけたたましいホトトギスの鳴き声で起こされる。

山の上の村は鳥だらけ、遠くではアオバトの声もする。

今朝の気温は7度。手がかじかむ寒さだ。

かぐや姫 ® です。とてもボトに弱い品種で今年の出荷はあきらめた。

って言うか、この畑に植えたのが間違いだった。

杉林を背負った風回りの悪い畑には向かない品種だったってことだ。

ユリにも同じことが言える。

だんだんリタイヤが多くなって畑も余るようになってきた。こんな畑には何を作ればよいのだろうか。

市場出荷はあきらめたものの週末なので直売所では販売します。

 

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6月、生育状況

2016年06月01日 | 発信

 雨はあまり役に立つほどは降らなかったものの寒い朝の6月1日。

例年6月に始まる芍薬ももう終わりに近づいてきた。最後の品種は滝の粧でした。

ハウスのユリの生育状況。

球根屋さんが一押しなどと 言吐くしぃ、、、の、、、コトパクシィ、、、20/22で2輪。きれいな花だったけど終わったな。

ガンダーラ、、18/20で5輪1m、良いボリュームが出ている。秋ハウスで大きいサイズを使うのだが、、、大きすぎるかも。

バーリンゴ、すごいボリュームだが輪少ない。20本入ってほしい。

クイーンフィッシュ、輪付きすぎ、、、、

カトーネ、16/18でちょうど良いボリューム、つまり秋に大球を植える畑には消火器の用意が必要だ。

続いて畑に秋植えておいた季咲き作型のバーリンゴ。やたら太い。

蕾が見えているのでハウスとは連続出荷ができる予想。

驚いたのはモンサノ。

この数日で一気に丈が伸びてバーリンゴを追い越した。

輪数もしっかり付いているので1mでバランスの良いものが出荷できそうだ。

花は抜群だ。

本命のカサブランカ木山産、すでに90cmはある。太いし。輪数はまだ確認できない。

無遮光でこの伸びなのでちょっと怖い。

こちらは北海道産カサブランカ、黄ばんで伸び悩んでいたので薄い寒冷紗を張っておいたら一気に追いついてきた。

潅水と遮光管理だけで肥料は控えめ。

一番肥沃な畑に植えて土にまかせて育ててもらう、これが旬の作型です。

 

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