三十路毒男の明るい生活(今は五十路既男)

昔(毒男):釣り、海外旅行、買い物、料理を中心に綴った。
今(既男):コロナ禍3年間の駐在を終えて日本へ帰国。

夏は鱧と鰻

2006-08-27 | 料理
 今シーズンは鱧(はも)と鰻(うなぎ)を食べてないなあということで、昨夜の夕飯は鱧と鰻。

●鱧と玉葱の味噌汁

 

 鱧は骨切りが必要な魚。なかなか捌くのが難しい。そんなわけでスーパーで骨切り済みを購入。鱧の中骨で出汁を取ってから玉葱を放り込み、その次に鱧の切り身を放り込んで、火を通してから味噌で味を調えておしまい。簡単・確実・誰でも出来る。白身のあっさりした味わいが味噌にあって旨い。ちょろっと唐辛子をふってもいい。冷酒との組み合わせがお勧め。

ひつまぶし



 名古屋の名物鰻料理。鰻の蒲焼を細かく刻んでご飯にのせたもの。薬味(のり・ネギ・わさび)とだし汁(若しくはお茶)が付属してくる。お櫃に入れられて出てくるので「ひつまぶし」だそうだ。明治6年創業の「あつた蓬莱軒」が元祖のようで、「ひつまぶし」は。「あつた蓬莱軒」の登録商標となっている。

 「ひつまぶし」の食べ方は「あつた蓬莱軒」によると、お櫃からお茶碗に鰻とご飯を取り分けて、

  一膳目はそのままうなぎの味を・・・
  二膳目は薬味を加えて・・・
  三膳目はお茶づけに・・・
  最後はお好みでどうぞ ということだ。  

 ちなみに昔出張で名古屋に行った時、「あつた蓬莱軒」でこの食べ方で頂いてきた。私の場合には最後はお茶づけを選択。

 素人には
  鰻を入手して(釣り場は知ってるけど)、
  捌いて(たぶん出来るとは思うけど)、
  焼く(鰻屋と同じ味わいのタレはその場限りの調製では出来ない)
というのは非常に面倒なので、今回は高島屋の地下で購入した「ひつまぶし」。一杯飲んだ後にはお茶づけが旨かった。


3 コメント

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美味しいそうだわ (山サクラ)
2006-08-28 08:46:27
はもにウナギ・・。ウナギは日系、中華系、韓国系のスーパーで冷凍物を売ってるけどはもはもはなかなかお目にかかれないんです。



そうそう、なんと先週義両親宅に届いたコロラド山中産マツタケをマツタケご飯にして食べました。今年は豊作だったから家にもおすそ分けがあったけど、近年ベトナム人と取り合ってるらしく昨年は届かなかったのです。

日本の方が美味しい物沢山普通に買えますが、たまーーにこういう物があります。
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Unknown (マグロ君)
2006-08-28 12:30:20
ハモの味噌汁はじめて~。

美味しそうですね、

鰻も美味しそう。
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Unknown (hiro)
2006-08-28 23:56:22
山サクラさん

 やっぱり肉食の国だけあって、あまり一般的でない鮮魚の入手は難しいようですね。CAの友人も鮮魚で嘆いていました。



 コロラド産マツタケには絶句。あわてて調べてみるとそちらにも赤松があるんですね。まだまだこちらは暑いですが、店頭には松茸や秋刀魚が並び始めています。最盛期になったら、近所の港の市場で箱買いして秋刀魚パーティー(刺身・つみれ・南蛮漬け・塩焼き等秋刀魚尽くし)でもやろうかと考えてます。





マグロ君



 鱧の味噌汁は和歌山の銀平*1というお店で覚えました。玉葱の甘みと鱧のふんわりした食感とあっさりした味わいの調和が絶妙と思ってます。



*1 http://www.ginpei.com

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