三十路毒男の明るい生活(今は五十路既男)

昔(毒男):釣り、海外旅行、買い物、料理を中心に綴った。
今(既男):コロナ禍3年間の駐在を終えて日本へ帰国。

ドイツ駐在2021:ローストイベリコ豚(Nacken)@低温調理で一杯

2021-05-23 | ドイツ赴任_現地料理
 家族一同イベリコ豚が大好き。ドイツに来てからいろんな部位を堪能中。Reweにイベリコ豚でNacken(肩ロース)が入荷してたので、1kg調達(約35EUR)。オーブンで気長に低温料理。

 3時間程室温で肉を放置して、塩胡椒を塗して110℃ー90分、90℃-20分、そのあとにアルミホイルで包んで3時間程放置して肉汁が落ち着くのを待つ(加熱直後にすぐに切ると肉汁大放出)。

 綺麗にロースト出来た。

 付け合わせはポトフとチーズとドライトマトのオリーブオイル漬けとフルーツ。ワインはScheck in Centerで買ってきたFridrich Beckerのマスカット。非常にすっきりした味わい。
 日本で買うと3500円くらい。こっちでは12EURくらい。日本と比べると安く感じるが、名前が有名な分、他のドイツワインに比べると割高かも。こんな感じの味は10EUR未満でもありそう。とはいうものの名前を知っている分、選ぶ際に安心感があるのと、日本にお土産に持って帰って配った時にググられることを考えると、こういったワインは非常に便利。

 さて、肝心のIberico Nackenのローストのお味。ヒレやロースに比べると、脂が多く、食べごたえ抜群。低温調理で弾力感ある肉質を保てたので、とても美味しい。脂の強さを和らげる観点からポン酢が非常に合う。残りを冷蔵庫で保存して翌日に食べたが、完全に冷えても柔らかくて美味しかった。

 次回はKosmidisで買ってきた冷凍のNacken(約18EUR/kg)で作ってみよう。


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