王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

年金問題と財源

2005-09-26 09:29:54 | 税、年金、国保
衆議院選挙後行われた国民生活に関するアンケート結果で社会保障(年金、医療、介護)に国民の強い関心があることが判った 日曜日のテレビ番組サンデープロジェクトでも各党の国対委員長が出て年金問題に関して“一本化”“議員年金の改廃”が話されていた 何もやらないよりいいことだ だけど爺はなんかシックリ来ないなーと思っている 一般論で25年掛けて60歳からもらえると思い人生設計していたのに

世代間の助け合いが出来ない(もらう人の増加、長寿、払う人の減少) 簡単に言えば30人で楽しくお神輿を担いで練り歩いていた くたびれた順に神輿の上にのり囃すだけ 後から後から担ぎ手が出てきた時は良かったけれど今では残った30人が次々上に乗り新しい担ぎ手が増えないのだから下の者は荷が重くなるばかり宮入出来ないという訳 そこで支払い年齢を繰り下げ支払額を減らすなんて手はいかにも官僚の考えそうな事だ 情が感じられない さらに“支払い年齢を繰り下げて”などけしからぬ噂もある

世代間の相互扶助なのだが人口が減るという冷厳な事実 情が無い政策に対する批判は掛け金を払わない(払えない)という若者の回答 信なくば(国策は)立たずとはよく言ったものだ つまるところ掛け金で不足する分は税金になるのだがその財源は各党意見の分かれるところ 
ところで小泉総理は改革にかける情熱を信長にたたえられ衆議院選挙で連立政権で議席3分の2をとると“驕る平家はひさしからずと貶められる おい待てよ 下の句が違うだろう “信長は成功するでありましょう、しかしその世は短い いずれ高転びに転ぶにちがいありません”だ まだ小泉公は成功していないのだよ

そこで小泉総理にお願いです
毎年国債の償還と利払いが15~17兆円程ある由 これを3年間支払い棚上げ(モラトリアム)する この間に国家予算の0ベース査定(シーリングではない 案件ごとに緊急性を査定し不要であれば出来かけのダムでも埋め立てでも直ちにやめる イージス艦等も不要なら船殻が出来ていてもやめる ODAも半減、国連分担金も応分) 経費の見直しを厳格に行う(大阪市の放漫財政に対する市政見張り番のような組織に徹底的に無駄遣いを点検させ改める)例えば医療費30兆とかもレセプトを徹底検査すれば10%で3兆 15%なら4兆5千万の 冗費節約が出来る 介護保険の水増し請求もテレビの報道のごとくひどいものがある 衆参議院議院の定数是正、必要なら参議院の縮小又は廃止 在外大公使館の半減 聖域なしで洗いなおせば20兆円ほどはすぐ節約できよう 
このことで国民的合意が得られれば“円”に対する国際的信用の失墜にそなえ 現在7000億ドルのドル保有残高(1ドル110円換算で77兆円)を有効に使用する事があるかも知れぬと米国の出来れば同意をとる 同意せねば通告する このため米国より刺客が送られ暗殺の危険があるかも 又円の信用失墜もいいかも
1ドル=¥180 位になったら輸出業はルンルンだね 輸入だって石油を無駄使いしなければ良いし国内産業に元気印が付く これで年金の財源問題は解決
60歳からでも支給は可能となる 人心は落ち着き 若者は年金に加入する 国内消費は上向き 税収も徐々に増える 年金財源はじめ懸案をすっきり解決した小泉総理は革命児信長公に名実ともたとえられる 

来年9月以降 安倍さん初め噂の4人で改革の大筋を通しきれるかな

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