王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

出張鑑定団 in 横浜市南区

2013-05-15 07:39:01 | 生活(地域)
コウザン昨日14日 夜9時 いつもの様にテレビ東京「開運何でも探偵団」を見ました。
一番目立つのが骨董品の収集が趣味でーーと登場。これまでに数千万円とかつぎ込んできた方の自慢の一品が「2000円」とか何ともはや。

家族は迷惑だし骨董屋さんなる者は「悪事に加担をしているのかなー?」なんて思う事が有ります。
もっとも当人が思い込んで買うのと売り込まれた場合とでは違うでしょうがね。

さて昨日は番組の途中で「開運何でも探偵団」が横浜市の南区に出張した「シーン」を放映しました。
この企画は3月頃から浜爺が店番する弘明寺の町内の掲示板に桜祭りの企画と一緒に流されていましたから「老妻共々いつ放映されるか楽しみ」にしていました。

浜爺の予想ではこの南区は弘明寺が有名ですが戦前は周囲ぐるりは小山があり低地は田んぼでしたからそんな旧家が残っていて先祖伝来の名品が続々と出るとは思えませんでした。
それでも浜爺の知っているか聞いたことのある人でも出たら嬉しいななんて思っていました。
出場者の中では中ほどに出た蒔田の松島旅館の女将は知っていました。
何だかそれだけで嬉しくなりました。単純な浜爺ですね。

女将の出品は陶芸家宮川香山氏の白釉がかかった十一面観音像でした。先代から家宝と大事にしているとの事でした。
さて宮川氏の作品は眞葛焼きとして有名でそもそも初代の窯は横浜に開いたそうですよ。今では横浜駅の東口近くに眞葛焼ミュージアムがあるようです。ちっとも知らなかったな!

さてそれはさておき本人の価格は120万円でしたがなんと中島先生の鑑定では500万円でした。
この作品は弘明寺(この場合お寺さん)の本尊十一面観音が大正期に国宝に指定されたことを祝って初代宮川香山氏が作った三体の内の一体だったそうです。
お見事お見事!

その他にも國領經朗氏の洋画が200万円と評価されていました。
本物だけど評価額は6万円とか 思い込みで高額で買った水差しがただ同様だったなんてのもありましたね。
愉快なひと時でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする